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ブレスを改善して歌唱力アップ!ボイトレのコツやブレス音の特徴も解説

ゆったりとしたバラードが好きなのに、フレーズの終わりまで息が続かないという方もいるのではないでしょうか。その原因はブレスの仕方にあるのかもしれません。 ブレスとは息継ぎのことです。ブレスが上手にできなければ、フレーズの最後まで安定した歌声を響かせることができません。 そこでこの記事では、ブレスを改善するボイトレ法をご紹介します。コツさえ分かれば、1フレーズが長いバラードも美しく歌い上げられるでしょう。

ボイトレ前にブレスのタイミングを確認しよう!

ボイトレ前にまず、ブレスのタイミングを確認します。歌にはフレーズがあります。フレーズとは、ある意味を成すメロディーや歌詞のひとまとまりのことです。「息がなくなればブレスをする」という方法では、フレーズを台無しにしてしまう可能性があります。 フレーズ感を保ちながらブレスをするためには、タイミングを計算しなければなりません。

歌詞を平仮名で書く

まずは手書きで2つの歌詞カードを作ります。ひとつは漢字交じりの歌詞、もうひとつは平仮名だけの歌詞です。 歌詞を書き出すことで、フレーズ感をつかみやすくなります。平仮名の歌詞を書き出すときは、文節ごとにスペースを空けるなど、フレーズを意識した工夫をするのがおすすめです。 漢字交じりの歌詞を見ると、ブレスを入れてはいけない場所が見えてくるでしょう。平仮名の歌詞カードを見ると、「っ」や「ん」など、ブレスのタイミングを左右する文字をチェックできます。

ブレス記号を付ける

平仮名の歌詞カードにブレス記号「V」を入れていきます。漢字交じりの歌詞カードで歌詞の意味を確認しながら行うのがポイントです。フレーズが切れると意味が伝わらなくなる場所にブレスを入れないよう注意しましょう。 メロディーとしてのまとまりと歌詞としてのまとまりがずれている曲もあります。どこでブレスをすれば良いか分からない場合には、原曲を聞いてみましょう。

ブレスは2パターンある!

ブレスのタイミングを確認したら、次にブレスの方法を考えます。ブレスの方法は「口のブレス」と「鼻のブレス」の2パターンです。 得意なほうで行えばよいというわけではありません。それぞれに異なる特徴があるためです。正しいタイミングで正しいブレスを行うため、「口のブレス」と「鼻のブレス」、それぞれの違いを掘り下げてみましょう。

口のブレス

「口のブレス」は口から息を吸うという方法です。歌っているときと同じ空気の通り道を息が通ります。口腔内の形を変える必要がないため、自然で簡単なブレス法です。 一度にたくさんの息を吸えるというメリットがあります。長いフレーズを歌うときや声量を上げる場合など、多くの息が必要な部分ではこのブレス法が欠かせません。 デメリットは息継ぎに時間がかかるという点です。ブレスの時間が短い場合には吸い込みにくく、耳障りなブレス音が入ってしまうこともあります。

鼻のブレス

「鼻のブレス」は鼻から息を吸うブレス法です。難易度がやや高く、上手に行うためにはトレーニングを積む必要があります。 メリットは瞬間的なブレスができるという点です。一度に吸い込める息の量は多くありませんが、短時間で息を吸えます。速いテンポで短いフレーズが繰り返されるような場合には最適なブレス法です。 ブレス音も出にくいため、ブレス音が気になる部分では鼻のブレスに切り替えられないか考えてみるのも良いでしょう。

ブレスを覚えるボイトレ方法

ブレスを上手に行うためには、腹式呼吸とブレスのタイミングを連動させていく必要があります。腹式呼吸は横隔膜を使った呼吸法です。ブレスの際にも、横隔膜を意識して息を吸いましょう。難しいのはブレスの時間が短い場合です。 ここでは3つのボイトレ法をご紹介します。段階的に行うことで、横隔膜を使ったブレスの感覚が分かってくるでしょう。

方法1:4拍目でブレス

ブレスの練習は4拍子で行います。心のカウントではなく、メトロノームを使いましょう。声は出さずに口の形を「ウ」にして行います。 最初は3拍吐いて1拍吸うという方法です。メトロノームはテンポ60で設定します。横隔膜を意識するため、お腹に手を当てましょう。お腹の膨らみを感じながら、1拍分しっかりと息を吸います。 ポイントは、3拍の間に息を吐き切ることです。吐き切ってしまうことで、スムーズに息が吸えます。

方法2:2小節に1度のブレス

次は、2小節ごとにブレスを行う方法です。声は出さず、口の形を「ウ」にして行います。メトロノームはテンポ60からスタートし、できるようになったらテンポを上げていきましょう。 1小節目と2小節目を1拍ずつのリズムで表すと「吐く・吐く・吐く・吐く」「吐く・ー・ー・ー」となります。「・」の部分や1小節目と2小節目の間でブレスをしないよう注意しましょう。 大切なのは、息を「吐く」ごとにお腹をへこませることです。2小節目が終わったら素早く息を吸い、再び1小節目に戻ります。

方法3:8回息を吐いてブレス

最後も2小節に1回ブレスを行います。口の形は「ウ」で、メトロノームはテンポ40から始めましょう。 1小節目で8回息を吐きます。音符で言うと8分音符です。2小節目は「方法2」と同じく4拍で息を吐き切ります。 1拍ずつに区切った1小節目と2小節目のリズムは「吐く吐く・吐く吐く・吐く吐く・吐く吐く」「吐く・ー・ー・ー」です。かなり忙しいですが、ここでも吐くたびにお腹をへこませます。2小節目が終わったら素早く息を吸い、同じフレーズを繰り返すというボイトレです。

ボイトレでブレスを見直すときのポイント

ボイトレでブレス改善を目指すなら、覚えておきたい重要なポイントがあります。ブレスはただ息を吸うという動作ではありません。歌声に必要な量の息を吸い、最後まで計算して吐き切るというテクニックです。 このテクニックを身に付け、実際の歌に生かすためには、ブレスの基本を理解する必要があります。ここでブレスの基本を整理しておきましょう。

腹式呼吸を習得する

ブレスを身に付けるためのボイトレ法は、腹式呼吸を前提として行うものです。タイミングを合わせて息を吸うだけだと、胸式呼吸になってしまいます。 しかし、胸式呼吸では使える息の量が少ないため、長いフレーズでは息がもちません。また、歌声としても貧弱なものになってしまいます。 腹式呼吸ができていないのであれば、まずは腹式呼吸を身に付けるボイトレを行いましょう。

声のボリュームを出し過ぎない

ブレスのコツは、次のブレスまでに必要な量の息を吸うことです。吸った息は次のブレスまでもたせなければなりません。1度にたくさんの息を吐いてしまうと、フレーズの終わりまで息がもたないでしょう。 息をたくさん使うのは、低音発声時と声のボリュームを上げた場合です。全体のボリュームが大きいと、多くの息を消費してしまいます。最後まで息がもつボリュームに調整して歌うことが大切です。

息を空にしてから吸い込む

腹式呼吸をブレスに生かす上では、息を吐き切るというテクニックがとても重要です。息を吐き切ってしまえば自然と空気が吸い込めるので、息を吸うためのエネルギーが少なくて済むでしょう。楽に息が吸えるようになれば、ブレスは効果的に行えます。 ブレス改善のボイトレを実践する場合には、息を吐き切ってから吸うことを忘れないようにしましょう。

ブレスを使うときの注意点

あとは実践です。ボイトレでつかんできたブレスの感覚を、実際の歌の中で活かしていきましょう。 ブレスを歌の中で使う場合には、ブレス音に注意しましょう。ブレス音とは、息を吸う際に出る「ハァッ」という音のことで、マイクを通すとかなり大きく聞こえる可能性があり ます。

小さな声量ではブレスが目立つケースも

ブレスのテクニックが上達するにつれ、耳障りなブレス音は少なくなっていきます。しかし、完全になくすことはできません。 ブレス音が特に目立つのは、声量が小さい場合です。繊細な表現では声量を小さくします。表現を引き立てるために、伴奏も音量を下げるものです。ここでブレス音がすると雰囲気が台無しになってしまいます。 ブレス音をなくすことはできませんが、声量を抑えて歌う場合には、できるだけブレス音を立てないように気を付けましょう。

音程に気を付けよう

ブレス音にも音程があります。声帯という喉にあるひだを息が震わせることで生み出されるのが声です。息を吸う場合にも声帯は震えます。そのときの声帯の形でブレスの音程が決まるというわけです。 注意したいのは、間奏終わりの歌い出しです。歌い出しと同じ声帯の形で息を吸えば、同じ音程でブレスできます。 違う音程でブレス音を立ててしまうと、歌い出しの音程もぶれてしまいかねません。間奏中も集中し、メロディーを心でしっかりと追っていれば、ブレス音も良い音程になるでしょう。

きれいなブレス音は表現にも使える!

ここからは上級編です。ブレスに慣れてきたら、ブレス音を表現の手段として使ってみましょう。ブレス音を効果的に使うためには、ブレスのやり方によってどのような表現ができるのかを理解することが必要です。 ブレスのタイミング、息を吸う速さなどで表情は変化します。どのようにブレス音を表現に組み込めるのか、ブレス音を活かすうえでの注意点とは何なのか、考えてみましょう。

世界観を演出できる

瞬間的に多くの息を吸う場合に出るブレス音では、激しい感情や迫力を表現できます。テンポの速い曲やまくしたてるようなフレーズ、ダイナミックな歌声と共に使うと効果的です。 ゆっくりとした低音域でのブレス音は、悲しみや哀愁、懐かしさや愛憎など、深いメッセージ性をもちます。ブレス音がため息のイメージとして用いられる場合も少なくありません。   ブレス音は、使い方次第で曲の世界観を大きく広げます。ブレス音まで計算した曲作りはまさにプロの仕事です。歌手を目指す方なら、ぜひとも身に付けたいテクニックと言えるでしょう。

上手に使い分けよう

ブレス音はアクセサリーと同じで、使い方次第で魅力をアップさせることもできれば、鼻につくこともあります。大切なのは、シーンに合わせた使い方です。 アカペラや伴奏が控えめな曲では、やや抑えたブレス音が歌声を引き立てるかもしれません。聴衆との距離が近いライブでは、ダイナミックなブレス音により臨場感をさらに盛り上げられるでしょう。 ブレス音は聞き手の好き嫌いが分かれます。曲調や歌う環境に加え、聞き手の層まで考えに入れて使い分ける必要があるでしょう。

ボイトレの独学はデメリットに気を付けよう!

歌の上達を目指す方なら、今までさまざまなボイトレを実践してきたのではないでしょうか。インターネット上には自宅でできる簡単なボイトレ法がたくさん紹介されているため、自分に合った方法を見つけることもできます。お金がかからないのも魅力です。 しかし、独学でボイトレを行う場合には、デメリットも知っておかなければなりません。時間とエネルギーを効率よく使うためにも、注意点を振り返っておきましょう。

客観的な意見が分からない

独学でボイトレを行うと、自己満足で終わってしまう場合があります。ボイトレをやったという達成感から、上手になった気になってしまうという落とし穴です。 しかし、ボイトレは自分の声や体に合った方法を選ばなければ効果はありません。実際に効果が出ているか、自分で判断するのはなかなか難しいものです。 聞き手の客観的な意見がなければ、ボイトレに費やした労力が無駄になってしまうということも考えられます。独学でボイトレの効果が出ているかどうか、プロの意見を聞いてみるのも良いでしょう。

喉を傷める可能性がある

怖いのは喉を傷めるというケースです。しかし、これはまれなケースではありません。歌声を奏でる楽器は体です。 そして、その楽器は一人ひとり違います。ボイトレ法は楽器に合わせて選ばなければなりません。独学だと、自分に合わないボイトレ法だと気付かずに、喉を傷めるまで続けてしまうことがあります。 自分に合ったボイトレ法だとしても、やり方が間違っているということも少なくありません。理解不足や染みついた癖などがその原因です。喉に痛みや違和感がある場合には、無理して続けないようにしましょう。

ブレスで表現力は上がる。人を感動させる歌手を目指してオーディションに挑戦しよう!

ブレスが上手にできるようになると、人前で歌うことが楽しくなってきます。その実力をMUSIC PLANETの「新人ボーカル発掘オーディション」で試してみませんか。MUSIC PLANETでは、数々の特典をご用意し、あなたのチャレンジを待っています。 そのひとつが実力派音楽プロデューサーとの個人面談です。オーディションでの評価だけでなく、オリジナル楽曲の方向性についても面談していただけます。 さらに、あなただけのオリジナル楽曲の制作、プロモーション用アーティスト写真撮影、オリジナル公式サイトの開設、ライブ出演サポートと、歌手デビューをサポートします。

まとめ

ブレスの習得には腹式呼吸が欠かせません。効果的なのは腹式呼吸とブレスのタイミングを連動させるボイトレ法です。ブレスが上達したら、表現の幅もぐっと広がります。 ボイトレの成果を感じてきたら、MUSIC PLANETの「新人ボーカル発掘オーディション」で実力を試してみましょう。 「世界的な歌手になりたい」「地元で活躍したい」「週末だけ音楽活動をしたい」など、あなたの希望に合わせたサポートが受けられます。夢を形にするために、最初の1歩を踏み出してみてください。