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ボイトレの頻度はどれくらいがベスト?目安と注意点を詳しく解説!

プロの歌手でも毎日行っているボイトレは、アマチュアにとっても必ず取り入れるべき練習です。しかし、ボイトレの頻度がわからず、「毎日行っていいのかわからない」「トレーニングに何時間かけるべきなのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

ボイトレは、時間をかければいいというものではありません。そこで今回は、喉を痛めずに効率よく練習するためには、どれくらいの頻度で練習すべきなのか解説し、短期間でレベルアップするための方法とあわせてご紹介します。

ボイトレの頻度はどのくらいがいい?

歌の練習頻度は、目指している目的や、現在のレベルによって変わります。プロを目指す人の平均としては、週に2~3回の頻度でボイトレを行うことが一般的です。

ボイトレの頻度は、多ければいいというものではなく、喉を開く歌い方ができていなければ、喉への負担が大きくなってしまいます。正しい歌い方をすることも、上達するための近道になるのです。

頻度の前に:ボイトレの目的は?

ボイトレの目的は、声帯に影響する場所にある筋肉を鍛え、肺活量をアップさせることです。ただし、単純に強度が高いだけでは、歌の上手さに直結しません。歌唱しやすいベースを整えるために、この両方をバランスよく鍛えることが、ボイトレの最大の目的です。

また、歌い方には人それぞれのクセがあります。力みすぎる、喉を使いすぎるといった悪いクセがある場合は、これを改善することも、ボイトレの目的になります。喉への負担を減らすことも目的のひとつなので、ボイトレは、量よりも質を重視するようにしましょう。

ボイトレの頻度:初心者

初心者の場合は、短期間である程度集中してボイトレを行うことがおすすめです。ボイトレは筋肉量や肺活量を鍛えることが目的ですが、初心者の方の場合、これが両方ともほとんど備わっていないことが普通です。力をつけるためには、反復練習が必要になります。

ボイトレも、腕やお腹などの筋トレと同じ感覚で行うと有効です。喉の負担も考慮すると、1日に長時間のボイトレをすべきではありません。ただし、毎日少しずつボイトレを積み重ねて、力をつけ続けながら感覚を養うことが、重要なポイントになります。

ボイトレの頻度:慣れてきたら

ある程度ボイトレに慣れて力が付いてくると、レベルアップが簡単に思えてしまい、ペースを早めようとしてしまいがちです。しかしボイトレは、ある一定のレベルから力を上積みすることが難しくなるため、焦らないように注意しなければなりません。

1日1回のペースは可能な限り守るべきですが、喉の様子を見ながら練習量を調節することが大切です。調子が悪いと感じたら、思い切って休みの日を作り、喉のコンディションをリフレッシュさせましょう。

プロのボイトレの頻度

日常的に歌っているプロの歌手は、1日に2時間程度のボイトレを行うことが一般的です。コンサートなどではこれ以上に時間をかけることが多い点を考慮すれば、少し短いと感じるかもしれません。しかし、喉にかかる負担を考えると、この程度の時間がベストです。

メリハリをはっきりとつけるプロの場合は、コンサートや収録などのスケジュールを考慮しながら、さらにボイトレの頻度を調整します。1日1時間程度に減らしたり、休養の日を作ったりしながら、喉を使いすぎないようにコントロールする人がほとんどです。

ボイトレの頻度と同時に気を付けたい6つのポイント

ボイトレを行う際に考慮すべきなのは、頻度だけではありません。以下でご紹介する6つのポイントを総合的に意識することが、よい内容の練習を行うために必要です。

とにかく大切なのは、喉を酷使しないことです。「3歩進んで2歩下がる」くらいのペースを貫いたほうが、結果として上達が早くなり、喉を痛めることもなくなります。

1.ボイトレは1日に1回、45分が目安

ボイトレは、1日に何度も行うのではなく、1回だけ集中して行うことが大切です。著名なアーティストとして知られる広瀬香美さんも、「歌の練習は1日に1回だけ」と話しています。休憩をはさんで長時間練習するという方法は、筋肉の性質上、効率的ではありません。

1日の練習時間の目安としては、まずは45分程度と考えましょう。人間が集中できる時間は決まっていて、たとえば学校の勉強も、1コマあたり1時間以内で区切られます。ボイトレは頭を働かせることも大切なので、45分を目安にするのがベストです。

2.喉がかれる前にストップ

先述した45分というのは目安であり、状況を見極めながら、早めに切り上げることもポイントです。喉が枯れてしまった後も練習を継続すると、翌日以降の練習ができなくなってしまいます。

練習を始めたばかりのアマチュアは、数曲歌っただけで喉を枯らすこともあります。練習時間が30分だとしても10分だとしても、必ず喉が枯れる前にストップしましょう。

3.少しずつボイトレ時間を増やす

ボイトレの移管は、少しずつ増やすように意識して、マイペースで進めましょう。45分という目安の時間に捉われすぎて力をセーブしていては、いい練習ができません。

毎日ボイトレを続けていれば、自然と喉が枯れるまでに歌える量が増えていきます。15分、30分、45分と、段階的にボイトレにかける時間を増やせるようにしましょう。

4.調子が悪いときはお休みする

まったく喉を使っていなくても、調子が悪い日は、朝からガラガラになっているものです。この状態でボイトレをするのは逆効果なので、調子が悪い日は、思い切ってお休みの日にしましょう。

そんな日は、喉の調子を回復させることを最優先にします。歌いたいという気持ちを抑えたり、なるべく大きな声を出さず過ごしたりすることも、ボイトレの一環です。

5.喉のケアは日ごろから行う

喉の調子が悪い日を減らすためにできるのは、日ごろから喉のケアを徹底することです。乾燥は喉にとって大敵なので、加湿器を使ったり、お茶を飲んだりして対策しましょう。

辛いものなど刺激物も、できる限り控えたほうが賢明です。反対に、喉にいい食べ物としては、ハチミツや牛乳が挙げられます。これらを摂取する頻度を増やすことも、ボイトレの効率化につながります。

6.ボイトレの前はストレッチをする

ボイトレをはじめる前に、ストレッチをすると効果的です。歌唱には喉や顔周りの筋肉を使うので、筋肉をあらかじめほぐしておくと、発声がしやすくなります。喉の負担を減らすためにも、ルーティンとしてストレッチを取り込みましょう。

ストレッチのなかでも、首を回して伸ばすことや、口を大きく開けて閉じる動作を繰り返すこと、表情筋を伸ばすことなどが特に有効です。腹式呼吸にはお腹を使うので、お腹の筋肉が動きやすくなるように、股関節のストレッチもおすすめします。

ボイトレは頻度と内容が重要!

ボイトレは頻度と内容が重要で、何よりも喉を痛めないようにコントロールすることが大切です。トレーニングという言葉を聞いて「量を増やそう」という発想に行き着く人が多いかもしれませんが、量よりも質を重視することが重要なポイントになります。

質が大事ということは、ボイトレの内容が大事とも言い換えられます。喉にやさしい練習をしているだけでは、レベルアップにつながりません。それぞれが練習に費やせる限られた時間を、有効なレッスンにあてることこそが何よりも大切です。

MUSIC PLANETでは、あらゆる角度からアーティストの支援を行っています。アーティストのレベルやコンディションに合わせ、プロからのレッスンを受けられ、音域にマッチする曲のプロデュースも実施しているため、オーディションに奮ってご参加ください。

まとめ

ボイトレは、量よりも質を重視しましょう。目安となる練習量は1日1回45分ほどですが、喉がかれる前に練習をストップすることが大切です。コンディションが悪い日は、思い切ってお休みの時間にあてて、翌日以降のために温存しましょう。
また、練習に使える時間は限られているので、効率よく鍛えるには、レッスンの内容も重要です。