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声帯閉鎖筋を使いこなせ!歌ウマ目指して声帯閉鎖筋を鍛える!

声帯の動きを意識して調整するためには、声帯の「閉鎖筋」の強化が必要です。歌の安定感を高めて迫力を増やす効果にもつながります。ボイトレをする上で鍛えたいポイントですが、具体的に理解できていないという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、声帯と閉鎖筋の関係性や鍛え方について詳しく解説します。鍛えることで得られるメリットを知ると、今後のボイトレに活かせるでしょう。ボイトレ時の注意点に加え、日常生活で実践しやすい方法もご紹介します。

声帯の閉鎖筋を鍛えて通る声を出そう!

閉鎖筋は、歌唱力の向上を目指す上で重視される筋肉です。声帯のコントロール力にもつながるため、トレーニングを行うなら意識したいポイントだといえるでしょう。

閉鎖筋を鍛える前に、まずは基本的な仕組みや声帯との関係性を理解することも大切です。以下より、2つの項目に分けて解説します。

閉鎖筋と声帯の関係性

声を発すると筋肉が縮んで声門が閉じますが、肺から送り出された空気が通ることで声帯が振動します。振動により声門は開閉状態を繰り返し、その結果が音となって表れる仕組みです。このとき、声量を調整したり音程を変えたりするために働くのが「閉鎖筋」だと覚えておきましょう。

閉鎖筋と声帯は深い関係にあるため、歌うときだけでなく、普段の会話するときにも重要な筋肉です。もちろん発声トレーニング時は閉鎖筋も動くケースが多く、声帯のコントロール力を上げるなら閉鎖筋の強化が欠かせません。

声帯閉鎖ができない場合のデメリット

閉鎖筋が十分に鍛えられていない場合、満足な声量を出せなかったり音程が不安定になったりします。声帯の開閉をうまく調整できず、自分が思うような声を出しにくくなるためです。聴いている人が「声に響きがない」と感じることもあるでしょう。

トレーニング不足の閉鎖筋に無理な力が加わると、喉が苦しく感じるかもしれません。音程の範囲がいまひとつ狭いと悩んでいる方も、閉鎖筋の衰えが関係しています。すぐに改善するのは難しいでしょうが、意識して練習を重ねることが大切です。一般的な筋力トレーニングと同じく、オーバーワークに注意しながら鍛えましょう。

声帯の閉鎖筋を鍛えるメリット


閉鎖筋を鍛えることで、さまざまなメリットを期待できます。音程が安定する他、声量が上がったり声の芯が太くなったりするでしょう。声のバリエーションが増えるため、表現力の向上にも効果的です。ここでは、4つの観点から閉鎖筋強化で期待できるメリットをご紹介します。

声量を上げられる

声帯周辺の筋肉が鍛えられることで振動が安定し、声量を上げられます。声量が上がるとダイナミックで印象的な歌い方ができるようになるでしょう。声帯閉鎖のテクニックを駆使すれば、吐いた息を声に換える力も身に付きます。

高音で裏返りにくくなる

閉鎖筋の強化は、ロングトーンやハイトーンの安定化にも効果的です。声帯を意のままに動かせるようになると、ミックスボイスの習得にもつながります。安定した声の領域が広がるため、高い音を発声しても裏返りにくくなるでしょう。

芯のある声が出る

閉鎖筋が正しく鍛えられると、太く芯のある声を出せるようになります。声帯を開いたり閉じたりする動作をコントロールできるためです。声量と音程に適した調整力が身に付くことで、これまでより存在感のある歌声を発せられるでしょう。

表現力が上がる

声の太さや音程のコントロール能力が高まるため、表現力の向上にも効果が期待できます。歌詞・曲調に合わせて声色を変えたり、ブレス回数を調節したりといったことも可能です。イメージ通りに歌える曲のジャンルも増えるでしょう。

声帯の閉鎖筋の種類は3つある

閉鎖筋は、声帯周辺に集まる筋肉の総称です。明確な働きを理解するために、3種類に分かれた筋肉の特徴と働きをチェックしておきましょう。使う筋肉の場所によって発せられる声や声量も異なります。トレーニングの際は、これらの違いを意識しながら実践するのがおすすめです。3種類の仕組みや発声との関係性を解説します。

側筋について

声帯を中心に見たとき、後ろ側(背中側)に向かって回転力を加えるのが「側筋」です。披裂軟骨と呼ばれる部位が回転することで、声帯同士が接近します。振幅が小さいため密着はせず、発声しても息漏れ声になるのが特徴です。大きな声量で歌うのではなく、ささやくような声で歌う表現に使われる筋肉といえるでしょう。

横筋について

声帯後部にある披裂軟骨から、さらに後ろ側に付いているのが「横筋」です。中心に向かって引き寄せられるイメージで、披裂軟骨を接近させます。側筋と組み合わさることで、声帯同士がさらに近づく仕組みです。声帯の振動が増えるため、喉から漏れる息の量も減少します。側筋のみで発した声に比べると、話し声に近い感覚といえるでしょう。

交錯筋について

声帯の側面に位置し、X字状に交わっているのが「交錯筋」です。左右に同様の筋肉があり、声帯を直接押し付けて接近させます。交錯筋の働きにより声帯同士の密着が可能なので、声帯を閉鎖させるための重要な筋肉といえるでしょう。交錯筋の働きが強いほど、声帯に空気が通る道が狭くなります。

使う筋肉で出る声が変わる

3種類のうち、どの筋肉を緊張させるかによって声の種類が変わります。仕組みを押さえるために、息と声のバランスを表にまとめました。

側筋 横筋 交錯筋
息のみ × × ×
息漏れ声 × ×
話し声 ×
詰まり声
発声できない(息が止まる)

3種類を全て緊張させると詰まり声が出ますが、さらに緊張を強めると発声できなくなる仕組みです。発声時に筋肉の位置を確かめるのは困難なため、それぞれの働きをイメージしながらコントロールしてみましょう。

声帯の閉鎖筋の鍛え方

閉鎖筋のトレーニングに有効なメニューは、「エッジボイス」と「スケール練習」です。いずれも声帯の動きに関係するトレーニングとして活用されるため、実践に向けて具体的な方法をチェックしておきましょう。喉への負担も考慮しながら、少しずつ始めていくと安心です。

エッジボイス

「呪いの声」「ホラー映画の声」とも表現されるエッジボイスは、ボイトレの定番メニューとして知られています。以下の流れで、小刻みに途切れる声を出してみましょう。

・全身と喉の力を抜く(脱力させる)
・息を止める
・微量の声が出るよう、低い音程で発声する

エッジボイスがうまく出ない場合、息の量をコントロールできていない可能性があります。脱力状態から地声を発し、徐々に音程を下げていくのもおすすめです。コツが分かると音程を変えられるため、決まった音で発したり裏声を出したりして繰り返しましょう。

スケール練習

声帯閉鎖の感覚をつかむためには、音階に分けて発声する「スケール練習」が有効です。まずは、胸に響かせる「チェストボイス」で特定の音を発してみましょう。チェストボイスがうまく出ない方は、声帯閉鎖のコントロールが甘いともいえます。

さらに、きれいな裏声でのスケール練習も実践したいトレーニングです。裏声を発したときに息が漏れる場合は、音程よりも息漏れのない声を意識して発声します。漏れる息の量を調整することで、閉鎖筋の動きもコントロールできるためです。

チェストボイスと裏声の2パターンを用いて、スケール練習を繰り返し実践しましょう。音程によっては思うように出ないこともあるでしょうから、苦手な音を探し出すのにも役立ちます。腹式呼吸を心掛けるとより効果を発揮しやすくなり、おすすめです。

声帯の閉鎖筋を鍛える時の注意点

閉鎖筋を集中的に鍛えたいからといって、過度なトレーニングをするのは控えましょう。誤った練習は喉の負担につながりますし、妙な癖が付いて正しい歌い方に戻しにくくなる恐れもあるからです。トレーニング効果を高めるために、注意しておきたいポイントを2つ解説します。

喉を締めることと間違うことがある

声帯の開閉と混同しやすいのが、喉を締めるときの感覚です。喉に無理な力が加わると、声そのものが傷つくかもしれません。歌いにくくなったり声質が変わったりする恐れもあるため、両者の違いは明確に区別しましょう。

よく分からない場合は、喉の力みを判断基準にすることです。喉の中央よりも鎖骨に近い部分に力が入るなら、喉を絞めている可能性が高いでしょう。

鍛え過ぎてしまうことがある

閉鎖筋の行き過ぎたトレーニングの怖いところは、腕や胸に比べて筋肉痛を感じにくい点です。鍛え過ぎると痛みや脱力感を伴う他の部位に対し、閉鎖筋はオーバーワークに気付かない可能性があります。無意識のまま限界を迎えることになるため、練習時間を決めて行うとよいでしょう。

日常生活で声帯の閉鎖筋を鍛えるポイント


定期的なボイトレが困難な方は、日常生活でも実践しやすい方法に挑戦してみましょう。普段の会話中にも閉鎖筋のトレーニングはできます。コツコツ継続することで思い通りの声を出せるようになるでしょう。

ここでは、日々の工夫次第で閉鎖筋を鍛えられるやり方と、そのポイントについてご紹介します。

会話中に閉鎖をする

話し声のボリュームや声色を調整できる状況であれば、声帯を閉じたまま発声するよう意識してみましょう。息が漏れないよう注意すると、閉鎖筋をうまく活用する練習にもつながります。可能であれば常時意識したいものですが、あくまでも無理のない範囲で大丈夫です。

大きな声を出す機会を増やす

生活スタイルによっては、ほとんど人と会話しない日が続く方もいるでしょう。しかし、声を発する機会が減るのは良くありません。せっかく身に付きかけていたテクニックが退化する恐れがあるため、できるだけ大きな声を出す機会を増やしましょう。

時間を有効に使う

練習時間を確保する上で、スケジュール管理は重要です。物事の優先度を見直し、トレーニングに活用できる時間がないか考えてみましょう。「毎朝5分早起きする」「朝の支度をしながら発声練習をする」などの方法もおすすめです。

歌唱力アップならまずは基本の発声練習を意識しよう

声帯周りの閉鎖筋は、声を発する上で重要な役割を担っています。したがって閉鎖筋を鍛えるトレーニングメニューは有効ですが、土台となるのは基本的な発声練習ですので、バランスが崩れないようにしましょう。喉への負担や疲労を避けるためにも、特定の部位に集中し過ぎた練習は控えた方が無難です。

基本的な発声練習だけでは不安という方は、バランスの良いメニューで無理なく取り組むなら問題ありません。意識を向けることで上達が早まるかもしれないからです。練習しやすい方法を選べばよいですが、基本的な発声練習だけでも閉鎖筋は鍛えられます。

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まとめ

声帯を柔軟に動かすためには、周辺の閉鎖筋を鍛える必要があります。物理的な関係性は認識しづらいため、トレーニングを実践しながらコツをつかみましょう。ただし、極端に負荷をかけると思うように歌えなくなる可能性があるかもしれません。可能な範囲で少しずつ積み重ねることが大切です。

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