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歌手になる人の段階別声帯ケア!普段のケアからオーディション対策ケアまで網羅!

延々とボイトレをしているだけでは歌手になることはできません。プロとして活動しているアーティストは必ずと言っていいほど私生活にも気を使っています。特に喉のケアは日常的に行うものです。

プロに近付くために、普段のケアをどのようにすべきか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、歌ったあとのケア、普段のケア、声帯ケア、そしてオーディション対策用のケアという4段階に分けて対処法をご紹介します。

歌ったあとの声帯ケアの方法は?

ライブやカラオケで歌った後や、ボイトレを行った後は喉が酷使された状態です。しっかりと声帯ケアを済ませておかなければ、翌日に疲れを持ち越してしまうことになります。

まずは歌ったあとのケアに注目しましょう。基本的な過ごし方や食べ物の摂り方、そしてクールダウンの方法もありますので、ルーティンにするよう意識しましょう。

喉を休める「睡眠」

睡眠を存分にとることは、喉だけでなく体調管理全体を考えた上でも重要です。喉を休めるための1番の対処法は睡眠ですので、声帯ケアの基本として十分に休息しましょう。1日8時間程度の睡眠時間をとれば、睡眠不足を解消できます。

睡眠時に注意すべきなのは乾燥です。乾燥は喉にとって大敵ですので、口を開けて寝てしまっても大丈夫なように、加湿器をつけっぱなしにすることもおすすめです。加湿器を用意できなければ、就寝用マスクを着用しましょう。

声を出さない時間も大切な「休息」

特にたくさん歌ったあとは、発声しない時間を作ることも意識しましょう。声帯全体を休息させることが大切ですので、なるべく喋らないようにすることも重要です。友人や家族を相手に延々と話し続けないように心がけましょう。

歌い終わった後はずっと話してはいけないというわけではありません。一定期間、声帯をまったく使わずに休ませることが良質なケアになりますから、メリハリを付ければいいのです。30分なら30分、1時間なら1時間は黙って過ごす時間を作りましょう。

口の中を潤す食べ物を摂取する

口の中は、寝ているときだけではなく、起きているときも乾燥しやすい状態です。口内を潤わせることも立派なケアのひとつになりますから、喉にいいものを摂取しましょう。のど飴のように潤い成分の入ったものや、唾液を分泌させるガムでも構いません。

少し手間をかけられるなら、喉に優しく、殺菌効果も持っているハチミツがケアに最適です。炎症などのトラブルを防ぎやすいため、プロの歌手も日常的にハチミツを摂取しています。食べ物によるケアは歌ったあとだけでなく、日常的に行いましょう。

喉の調子を整える「リップロール」

リップロールは、唇を閉じたまま息を吐き出して、唇を振動させる簡単な運動です。表情筋などをリラックスさせる効果が備わっているため、ウォーミングアップにも用いられることが多いリップロールは、喉のケアにも有効です。

体に力が入っていると上手にリップロールできませんので、まずは脱力した状態で息を吐くことを意識しましょう。あまりうまくできないときは、息の量を微調整したり、少しだけ口角を上げたりして練習してみましょう。

普段から実践!声帯ケア方法

喉を休息させることを目的に、あえてボイトレの時間を取らない日を作ることも重要です。そんな日は気を抜いてしまいがちですが、声帯ケアは必ず行いましょう。

普段の生活の中で実践できる声帯ケアの方法は以下の5点です。不調を感じたときの対処法にもなりますから、コンディションに合わせたケアができるように使い分けましょう。

喉の潤いを常にキープする

喉にとって乾燥は大敵で、潤いをキープすることは最重要項目です。加湿器を使うことが最善となります。意外な天敵はクーラーですので、必要ない場合は消しましょう。

定期的に水分をとったり、市販の保湿スプレーを使ったりすることも有効です。車内など乾燥した場所で長時間過ごす場合は、濡れタオルを持ち歩けば適度な湿り気を維持できます。

風邪予防の手洗いとうがい

風邪をひくと声帯がダメージを受け、声質が変わったり、最悪の場合は声を出せなくなったりします。風邪予防のためには、基本中の基本ですが手洗いとうがいを必ずしましょう。

自宅にはうがい薬を常備しておくこともおすすめです。常に殺菌する意識を持っていればウイルスに侵されにくくなり、体力を低下させるリスクも少なくなります。

喉の調子が悪いときは食塩水でうがい

喉の調子がおかしい、悪いと感じたときは、食塩水を使ったうがいがおすすめです。塩は喉の炎症を抑える効果があり、イガイガするような痛みを中和させてくれます。

うがい薬ほどではありませんが、食塩水にも殺菌作用があります。喉に絡みついたホコリなどを除去する効果を発揮するため、喉のトラブルの予防にも役立ちます。

寝るときはマスクをつける

寝ているときに無意識のうちに口を開けてしまう人は多く、いびきをすると余計に口の中を乾燥させてしまいます。マスクをして眠れば乾燥を防ぎ、ホコリなどの細かやゴミも吸い込まないためおすすめです。

市販されている就寝用マスクの中には、保湿成分を含んだものもあります。就寝中も油断せずに、声帯ケアに取り組むことが大切です。

喉の筋肉を鍛える

喉の筋肉を鍛えて強化すれば、些細なことでコンディションを崩すことがなくなります。声帯そのものは筋肉でできていないため鍛えられませんが、声帯の周辺にある筋肉を鍛えることで喉を強くできます。

特に意識したいのが輪状甲状筋の強化です。これは喉を開くときに使う筋肉ですので、発声に大きな影響を与えることになります。裏声を使って「オー、オー」と小刻みな声を出したり、喉の開閉を繰り返したりすることが、輪状甲状筋の強化に効果的です。

声帯ケアのための喉周りストレッチ

声帯ケアは上記のような基礎的な方法で行うことに加えて、喉周りのストレッチを追加することでさらに効果を増します。ここからは具体的なストレッチ法を3つ紹介しましょう。

ストレッチをすることで、ケアをしながら声帯を鍛えることもできます。音域を広げて表現力を高めるためにも、1日に1回はストレッチすることがおすすめです。

首周りのストレッチ

首周りのケアの基本は、首をゆっくりと回すことです。歌舞伎役者のような回し方をイメージをするといいでしょう。時計回りに回したあとに反時計回りに回す動作を何度か繰り返したら、首をかしげるようにして筋肉を伸ばします。

首の筋肉を、指を使ってほぐすこともリラックス効果につながります。手を首の後ろに回して、親指と人差し指を使って首をつかむように持ち、程よい力でグリグリと圧力をかけましょう。首をかしげた状態のまま、伸ばした部分を指の腹でマッサージすることも有効です。

喉の奥のストレッチ

喉の奥のストレッチは、喉を開いたり閉じたりする動作を繰り返しながら行います。まずは舌を下の歯にくっつけるように押し出して、あくびをするようなイメージで大きく口を開けて、そのまま舌を出します。

この動作によって、喉をリラックスさせることに加えて、声帯の周りにある筋肉の輪状甲状筋を鍛えることもできます。喉を開く感覚を自然に養えば、滑舌が良く聞き取りやすい発声も可能になり、歌手としてのグレードを一段と高められます。

裏声ストレッチ

朝の習慣としておすすめしたいのが裏声ストレッチです。頭のてっぺんに向かって発声する裏声を出している間は、声帯を無理なく伸ばすために効果的な動きになります。声帯の疲れを和らげるために最適ですので、定番のケアとして覚えておきましょう。

とくにシャウトするような歌い方をした後は、裏声ストレッチをして喉を労わることが大切です。ファルセットを出す練習がてらできるストレッチでもあり、特別な技術がなくてもすぐに始められる点もメリットになります。

オーディション直前の声帯ケア!

オーディション前日は不安や緊張に支配されてしまいがちですが、何も考えずに休みましょう。余計なことを考えると眠れなくなり、当日を万全のコンディションで迎えられなくなります。先ほど紹介した喉周りの筋肉をほぐすストレッチをしてから眠ることがおすすめです。

また、本番当日は3時間前に起きましょう。起き抜けでは声帯が普段どおりに機能しません。正常に稼働するのは目覚めてから3時間後以降が目安なので、本番直前に飛び起きるのはNGです。

喉に悪影響なNG行動にも注意

ここまでは「喉のためにするといいこと」にスポットライトを当てて解説してきました。それとは反対に、喉に悪影響を与えるNG行動もいくつかあるため要注意です。

これから紹介する4つのポイントは、知らぬ間についしてしまいがちな行動ばかりです。喉を何よりも大切に思うのであれば、以下のような食生活は極力控えましょう。

カフェインが多い飲み物は避ける

カフェインには利尿作用があります。カフェインをとりすぎますと唾液の分泌量が低下し口からも水分が失われ、乾燥しやすくなるため注意しましょう。

水分補給を目的にコーヒーやお茶などを飲みますと、むしろ喉の環境が悪化します。水のようにカフェインを含んでいない、刺激にもならない飲み物を飲んで喉を保湿することが大切です。

アルコールやタバコは極力控える

カフェインと同様にアルコールにも利尿作用があります。大量のお酒を飲んだあとをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。喉の水分が失われるため、NGです。

タバコはいうまでもなく喉にとって有害物質の塊です。最悪の場合には炎症を起こし、発声できなくなる可能性もありますので、極力控えるように心がけましょう。

膜を作る食べ物は避ける

乳製品などを食べますと、喉に膜が張られます。代表的なもので言えば、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルト、チョコレートなどは喉のコンディションを悪化させます。

これらの食べ物を絶たなければいけないというわけではありません。時間が経つと膜は消えますので、普段は食べても大丈夫です。その代わり、発声直前の摂取は避けましょう。

塩分の取り過ぎはNG

カフェインを含む飲み物やアルコールは利尿作用があるためNGとすでにお伝えしました、つまり脱水効果を生み出してしまう塩分の取り過ぎもNGになります。

そのほかにも、喉が渇きやすくなるような食べ物を歌う直前に食べてはなりません。喉を保湿できなくなる上、本番中に喉がカラカラになり、発声できなくなる恐れがあります。

風邪をひいたかな?というときの対策

風邪をひいた予感がするときには、まず悪化を食い止めることが先決です。マスクを付けたり、加湿器をつけたりして、徹底的に保湿することが有効です。乾燥した状態を放置していますと、ウイルスの繁殖を招きやすくなるため要注意です。

その後はとにかく回復に努めましょう。入浴して体を温めることは有効ですし、早めに休んで睡眠を多く取ることも効果的です。相性がいい薬があるならば市販薬も使い、あまりにもひどい場合には病院で治療を受けることも検討しましょう。

自分の実力を確かめたいならMUSIC PLANET

意識が芽生え、ボイトレとともに声帯ケアに取り組む生活が身に付いてきたら、自分の実力を確かめるためにもオーディションを受けてみてはいかがでしょうか。

MUSIC PLANETでは、参加無料の完全遠隔オーディションを開催中です。20~49歳までの方であれば経験や実績は問いません。録音した音声ファイルを使ったオーディションですので、喉の調子がいいタイミングで収録した楽曲をプロの前で披露できます。

オーディション合格後はプロの目線からのフィードバックを行い、特別なマンツーマンレッスンも実施します。これをきっかけに飛躍的に能力を伸ばし、一流アーティストへの道を歩み出しましょう。

まとめ

声帯ケアの基本は体調管理です。歌った後や歌う直前のみならず、普段の生活から喉に愛情を傾けるよう意識して過ごしましょう。特に水分を失う可能性が高いカフェイン、アルコール、塩分を過剰に摂取することは禁物です。

丁寧に声帯ケアを行ったら、自分の実力を試すためにMUSIC PLANETのオーディションに参加してみませんか。普段の練習の成果をプロに評価してもらうチャンスであり、合格後にはフィードバックやレッスンを受け、さらにレベルを高められます。