ブログトップへ

素人がレコーディングする時の手順や必要なものは?最高の歌を録音しよう

アーティストを目指している人や、プロの歌手になりたい人ならば、自分の歌を作ったり、ライブハウスや路上ライブなどで披露したりと活動を続けていくうちに、きちんとレコーディングして、自分の楽曲を世の中に広めていきたいと思うようになりますよね。

現在はインターネットを通して個人がさまざまな情報を発信することができる時代。オーディションを受けて事務所に所属してレコーディングするだけが、より多くの人に歌声を届ける道ではありません。

とはいえ、自分の歌を広めるためにはまずはレコーディングが必要になってきます。自宅である程度機材を揃えて自分でレコーディングしたりICレコーダーなどを使ってレコーディングすることもできますが、やはり電子音などのノイズが入ってしまったり、編集がいまいち素人っぽくなってしまいがち。

できればスタジオを借りて、本格的な機材とプロのエンジニアなどに編集をしてもらうことがおすすめです。パーフェクトなものを作って世界中に発信すれば、より心に響く歌声を届けることができるでしょう。

素人でもスタジオでレコーディングするのがおすすめな理由

たとえ素人でも、歌をレコーディングする時には、スタジオを借りてレコーディングするのがおすすめです。

スタジオにある機材が本格的ということはもちろん、編集作業をプロの方がやってくれるので、自分たちは演奏や歌だけに集中してベストを尽くすことができることも大きなメリット。自分で録音するよりもはるかにクオリティが高いものを作ることができるでしょう。

自宅ならば機材をある程度揃えてしまえば、満足が行くまでレコーディングすることができますし、その日の調子が良くなければ別の日に録り直すこともできます。スタジオをレンタルするよりも、長い目で見れば安くレコーディングすることができます。しかしやはり、編集(ミックス)やプロ仕様の機材の設定などもエンジニアがやってくれる設備の整ったスタジオでのレコーディングの方が、完成度は高いのです。

自宅で自分で録音するよりは利用料金は高くなりますが、より良い作品に仕上げるのならばスタジオでレコーディングする方がおすすめです。

スタジオでレコーディングする時の流れやポイント

スタジオでのレコーディングは、基本的に時間や曲数で借りて行います。限られた時間の中で準備を素早く行い、そしていい歌をできるだけ少ない回数のテイクで録音し、さらにエンジニアがアーティストのイメージする通りの楽曲に編集を行うことができれば、短時間で良いものを作ることができます。しかし、素人のレコーディングでは、なかなかそこまでうまくはいかないもの。

初めてレコーディングする場合には、流れもスタジオの機材の取り扱いについても慣れないことばかり。なるべく時間を有効に使えるように、レコーディングの流れや準備するものなどしっかりと知識を備えておいた方が、よりスムーズに行えます。リハーサルスタジオで行うような練習や調整などは、あらかじめ済ませておきましょう。

基本的には、自作の曲でも歌えないパートがあるものや、普段なかなかうまく歌えない曲などは、選曲しないようにしましょう。何度も同じ部分を録り直さなければいけなくなるのは、せっかくお金を払ってレコーディングしているのにもったいないですよね。

スムーズに録音ができたときのことも考えて、余った時間で録りたい曲やパートなどやりたいことなども考えておくといいでしょう。

1.歌や楽曲を録音する

まずは録音です。歌以外にバンドとして楽器の演奏も行う場合には、ボーカルより先にそれぞれの音源別に録音していきます。これは後で効率よく編集を行うためです。ボーカルのレコーディングは、先に録音してある楽器の演奏を聴きながら行います。

ヘッドフォンを付けて、演奏に合わせて歌を歌います。この時に注意したいのが、マイクとの距離。マイクと口との距離を常に一定に保つよりは、声量をあげて力強く歌う時と、優しく撫でるような声で歌うパートでは、口とマイクの距離を変える方が全体的なバランスが良くなります。

また「リップノイズ」を鳴らしてしまうとかなり耳障りに聞こえてしまいます。リップノイズとは、「ぺちゃ」というような口の音が、録音した音声に入ってしまうこと。レコーディング の時には極力鳴らさないよう、前もって歌い方を練習しておきましょう。

一発で完璧な歌や演奏はできないので、レコーディングでは何度か録音することになるでしょう。その間、最高のコンディションで歌うことができるよう、水やお茶などの飲み物やはちみつ、喉をケアするスプレーなども準備しておくといいですね。

2.聞き直して編集する

ジャッジという編集作業があります。レコーディングの場合、一つの楽曲は最初から最後まで一通り歌うのではなく、パートごとに何回か録音したものを、みんなでプレイバックしてどのテイクが一番良いかを決めていきます。

「このテイクは2番目が良かった」「テイク4は最初のを使おう」などと専属のエンジニアとアーティスト側で相談しながら進めていきます。それぞれテイクごとに一番良い部分を切り取って、つなぎあわせることで最高の歌が作られるのです。

アーティストはレコーディングの前に自分の曲をより把握しておくことが大切です。どこが自分に取って難しいパートか、この部分はこんな歌い方ができたものを選びたいなど。エンジニアは基本的にアーティストの希望を優先してくれますが、時には「この部分はテイク1の方が良いですよ。」といったアドバイスもしてくれます。自分の曲ですから、妥協しないで作るのはもちろんですが、客観的なプロの意見も聞きながら効率良く編集を行う必要があります。

そのためには、アーティストがしっかりとしたイメージを持って、素早く判断をしていかなければいけません。このジャッジ作業は、それぞれの楽器の録音の後に行われます。

一度レコーディングしてみると良くわかりますが、録音よりもジャッジしながら編集する方が長くなる場合の方が多いものです。

ミックスダウン

それぞれベストな素材ができあがったら、エンジニアが機材を使ってそれぞれの音の質やバランスを整えてくれます。これをミックスダウンと言います。アーティストが確認して問題なければこれでレコーディングの全ての工程が終了します。

もちろん、気になることや「ここはもうちょっとこんな感じにしてほしい。」と思うことがあれば、どんどん要望を出しましょう。納得いく仕上がりになるまで、妥協せずに調整してもらうことをおすすめします。自分のレコーディングなのですから!

そして、ここで忘れてはいけないのが、エンジニアの人からのアドバイスです。彼らはプロで、さまざまなアーティスト達のレコーディングに立ち会っています。アーティストや楽曲を知るのは初めてだとしても、この楽曲でこのイメージならば「ここはこうした方がいい。」こういう編集にしようといったアドバイスは、自分たちの最高の作品を作るためにしてくれるものです。エンジニアの言うことも聞きながら、ベストなアレンジをしてください。

最終的にアーティストがOKを出せば、レコーディングは終了です。

レコーディングに必要なものは?

それではスタジオでのレコーディングを行う時に、用意した方がいいものやあった方がいいものは何でしょうか?限られた時間や決められた内容の料金を支払ってレコーディングするのですから、完璧な状態で録音に臨みたいですよね。「あれを忘れたから、取りに帰る!」というわけにはいきません。

ベストな状態でスムーズなレコーディングをして、最高の作品を作るためには、事前に必要なものをリスト化して、万端の準備をしてからスタジオ入りしましょう。

自分がいつも使っている機材や楽器

いざレコーディングの当日!何を用意していけばいいのでしょうか?自宅でのレコーディングとは違い、限られた時間でレコーディングするのですから、いつも自分が歌っている時や練習する時に使っているもの、いざという時にあると助かる物までばっちり用意して臨んでくださいね。

基本的なことですが、自分のいつも使っている楽器、機材などはもちろん持っていきましょう。楽器の場合、消耗品や破損しやすいものは予備を持っていくようにします。ギターの弦やドラムのスティック、シールドや電池といったものですね。不足することがないよう、十分に用意をしておいてください。

ボーカルのレコーディングの場合は、先ほど書いたように水分や喉のケアがすぐにできるようなものを用意すること。そして、最も大切なのは体調管理です。レコーディングに備えて練習することは重要ですが、声が枯れてしまったり、寝不足で当日疲れていたりといったことがないよう、睡眠をしっかりとってベストなコンディションを保つように心がけましょう。

歌詞カード

歌詞カードや音楽の構成表はできれば2つ用意しておくといいでしょう。一つは自分の分です。「歌詞は見なくてももちろん歌える。」そう思うかもしれませんが、慣れないレコーディングで歌詞が飛んでしまったり、間違ってしまったりしては、貴重な時間をロスしてしまいます。これは、演奏に関しても同じことが言えます。

歌詞カードや構成表は、確認の意味でも必要です。テイク2 、3と重ねていくうちに、エンジニアからの指示やアドバイスなどが出てくることがあるので、それらを書き込んで次のテイクに臨むことができます。

またエンジニアの方にも1部持っていてもらった方が、よりスムーズなレコーディングができるでしょう。アーティスト側が「この部分を録り直したい。」と思っても、曲の中のどのパートなのかがエンジニアに伝わらないと、無駄な時間を取られてしまいます。

歌詞カードや楽曲の構成表をエンジニアも共有することで、より時間を有効活用でき、レコーディングに十分な時間を費やすことができるでしょう。

レンタル料金はいくら?

スタジオを借りてレコーディングする場合の気になるレンタル料金ですが、それぞれもちろん違います。1曲でいくらという設定のところもあれば、1時間単位で設定しているところもあります。

大体の場合は、スタジオレンタル代の他に機材費やエンジニアによる編集費などが含まれている場合が多いですが、他に何か特別な機材を借りるようなことになれば、別途レンタル料が発生することもあります。

またスタジオレンタルや録音とは別で、ミキシングやマスタリング料金がかかるところもあれば、コミコミだからいいなと思ったけれども、実際にレコーディング 当日にスタジオにいったら機材が古いものだった、といった場合もあります。せっかくスタジオでレコーディングするのですから、機材がある程度新しく充実しているところがいいですよね。

その辺りも、レンタルする前にしっかり問い合わせをしてチェックしましょう。

作った作品は全世界に配信しよう!

レコーディングが終わって手元に自分の完璧な曲が届いたら、ぜひインターネットでも配信していきましょう!

今は「Youtube」や「歌ってみた」などでも、いわゆる一般の人も自分の歌を世界中に伝えることができます。積極的に配信して、どんどん広めましょう。

メジャーデビューをしていなくても、事務所に所属していなくても、「Youtube」や「歌ってみた」から有名になったアーティストはたくさんいます。

ライブや路上ライブなどで、対面で歌を生で聞いてもらい、コミュニケーションを取ることはもちろん大切ですが、レコーディングした歌は、インターネットを経由して世界の人へ自由に簡単に伝えることができます。もしかしたら海外からのオファーもあるかもしれませんよ。

素人もレコーディングして自分たちのメッセージを世界に発信できる

素人がレコーディングする方法はたくさんあります。自宅で機材を揃えて、じっくり時間をかけて、満足するまで録音するのももちろんいいでしょう。機材の使い方などに慣れてくれば、自分でレコーディングする方が手軽で便利に感じられるかもしれません。

しかしスタジオでのレコーディングは、コストという意味では高くなってしまいますが、自分で揃えることがなかなか難しいような高価な機材を使うことができます。また、プロの経験豊富なエンジニアが編集を担当し、時にはアドバイスもしてくれます。

完成度の高いレコーディングを行おうと思うなら、スタジオを借りて行うことをおすすめします。そして、できあがった素晴らしい作品はどんどん拡散してください!インターネットを通じて世界中に自分たちを伝えることが簡単にできます。国境を越えて、あなたの歌や楽曲に共感してもらえる可能性が広まります。

レコーディングはとても重要な作業。ぜひ完璧な環境とコンディションで、素晴らしい作品を作りましょう。