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高音のロングトーンが出せない原因と対策は?練習方法も紹介します.

息を絶やさずに同じ音を発声し続ける方法は「ロングトーン」と呼ばれており、歌う上で重要な要素ともいえます。特に高音のロングトーンはテクニックを必要とするため、うまく発声できず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ロングトーンが出せない原因と効果的な対策を解説します。練習方法もピックアップしているため、実際のボイストレーニングにも役立つでしょう。後半では、おすすめの練習曲も紹介します。

高音のロングトーンが出せない原因


思ったような声が出せないときは、具体的な原因を知ることが大切です。高音とロングトーン2つの視点から「なぜ出せないのか」を考え、対策につなげましょう。喉の使い方や力の入れ方など、意識できていない部分を見直すプロセスも必要です。

高音が出せない原因

高音そのものがうまく出せていない状態であれば、息が続いてもロングトーンを発声できません。原因としては、喉が締まったまま声を出したり、吐く息の量が少なかったりといった可能性が考えられます。こうした歌い方を続けていると、喉を痛める要因にもなるでしょう。

また、下顎を下げるといった低音を出すときのような体勢で発声すると、高音が出せないトラブルが起きやすくなります。音の高さによって、喉の使い方や息の吐き方を変える必要があるためです。十分な量の息を吐くためには、呼吸方法の練習も重要といえます。

ロングトーンが出せない原因

自分の想像よりも短い発声で止まる場合、適切な息の量に調整できていないかもしれません。体に力を入れすぎることも、きれいなロングトーンが出ない原因です。発声時に吐く息の量が適切であれば、無理なくロングトーンを出せるでしょう。

ロングトーンへの自信のなさから、体が硬くなってしまうのも失敗を招く要因です。特に人の視線があると不安も増幅しやすくなりますが、過剰なストレスをかけないよう心を落ち着かせるとよいでしょう。

高音のロングトーンを出すための4つの対策


ボイストレーニングで行き詰まっている方は、高音のロングトーンが出やすくなるポイントを押さえておきましょう。出せない原因を理解した上で実践すると、自分に合った方法でアプローチしやすくなります。スキルアップのためには、段階的な練習方法も重要です。高音のロングトーンを出すための対策を4つ紹介します。

リラックスした状態で発声する

体や喉に力が入ってうまく発声できない場合は、落ち着いて練習できる環境を整えましょう。重要なのは喉の力の調整ですが、全身をリラックスさせることも大切です。体の力を抜いた上で、喉周辺を適切にコントロールできる体勢を維持します。

「力を抜いた状態が分からない」という方は、一度ため息をついてみるのがおすすめです。喉周辺の筋肉が緩み、発声練習に適した状態になります。高音を出すために重要な「エッジボイス」の練習をするのも有効な対策です。

腹式呼吸で発声する

呼吸方法を意識できていない方は、「腹式呼吸」のマスターを目指しましょう。息を吸い込んだときに腹部が膨らむ呼吸方法です。動きが分かりにくい場合は、横になって腹部の動きを確かめるとよいでしょう。

腹式呼吸で歌うことで、音程を保ちやすくなったり声質がきれいになったりといった効果が期待できます。高音やロングトーン以外でもさまざまなメリットを得られるため、日常生活でも実践するのがおすすめです。

発声できる時間を計ってみる

ボイストレーニングの結果を実感するために、現状のロングトーンを録音してみましょう。どの程度きれいに発声できるかを認識することは、出せない理由を追及するためにも役立ちます。具体的な時間を把握することで、練習の成果も見えやすくなるでしょう。

高音だけではなく、出しやすい音程や低音のロングトーンを計測するのもおすすめです。どの音程が苦手なのか、得意な音程とどの程度差があるのかといった点が分かれば、明確な課題が見えてきます。

まずは10秒間・15秒間の発声から始める

可能であれば自分が納得するまで長い時間発声したいものですが、むやみに高い目標を作るのは賢明といえません。まずは無理のない範囲を意識し、10秒間や15秒間といった秒数に設定することをおすすめします。

初期段階では10秒程度のロングトーンも、呼吸方法を習得したり肺活量が増えたりすることで15秒、20秒と増えていくでしょう。時間の長さよりも声の安定性や声量に注意し、適切な声でトレーニングを重ねることが大切です。

高音のロングトーンを出すための練習方法


実際のボイストレーニングでは、発声方法や呼吸のコントロールなど複数の観点からアプローチします。数種類のトレーニング内容をバランス良く構成し、無理のない範囲で上達を目指しましょう。ロングトーンに特化した練習方法では、肺活量を増やす効果も期待できます。喉の動きを意識することも大切です。

30秒間発声する練習方法

ロングトーンで十分に息が続くよう、時間を決めて発声します。30秒間の持続を目標に、タイマーを用意して実践してみましょう。高音が困難な場合は、出しやすい音程から始めても問題ありません。重要なポイントは、同じ音程と声量をキープすることです。

苦しくなってきたときに息が細くならないように注意しましょう。スタート時は十分な声量でも、数秒程度で息が切れる発声は適切といえません。30秒間途切れることなく声を出し続けられることが大切です。得意な音程で30秒間持続できるようになれば、高音でも挑戦してみましょう。

息をコントロールする練習方法

長く吐き出した声の音程を安定させるためには、息をコントロールするテクニックが必要です。腹式呼吸を無意識でも続けられるようになると、思うように操りやすくなります。腹部に力を入れて息を吐くのではなく、腹部と喉を同時に開くイメージで実践してみましょう。

感覚がつかみにくいときは、両手を腹部に当てて声を出すのがおすすめです。腹部が極度にへこむ場合、余計な力が入っています。適度に力を抜いて、常に一定量の息を吐くように意識しましょう。腹式呼吸がうまくできると、喉にも負担をかけにくくなります。声量や音程を調整しながら練習を重ねるとよいでしょう。

声に感情をのせる練習方法

ロングトーンの持続や腹式呼吸がある程度習得できた段階で、声に感情をのせる練習をします。例えば楽しくて笑うときは、口角が上がり自然に大きな声が出ます。感情をのせて発声することで、喉が開いて高音も出やすくなるでしょう。

「分からない……」という方は、実際に怒ったり悲しんだりといったシーンをイメージしながら発声するのもおすすめです。安定した声と腹式呼吸によるコントロールを意識しながら、感情を出して発声することを実践してみましょう。

ポルタメントで発声する練習方法

ロングトーンを出しながら、徐々に音程を上げるトレーニングが「ポルタメント」です。30秒間発声を続ける中で、後半にかけて高い音になるように意識してみましょう。低音から段階的に高音へ移すため、喉の状態を適切に保ちやすくなります。

いきなり高音を出すよりも、きれいに発声しやすいのもメリットです。苦手な音程がポルタメントで出せるようになった場合は、喉や腹部の力加減を確認しながら感覚を覚えていくとよいでしょう。

犬の遠吠えをまねる練習方法

低音から高音に移りやすいトレーニングに「遠吠え」が挙げられます。オオカミや犬の生態として知られる遠吠えをまねして発声してみましょう。ポルタメントに似た練習方法ですが、遠吠えは音程差が大きい特徴があります。

体をリラックスさせ、喉の力を抜くときれいな遠吠えが出せるでしょう。最後は、音を切らず自然に消えていくようなイメージで終息させます。呼吸をコントロールしやすいため、ボイストレーニングや歌の直前に発声するのもおすすめです。

高音のロングトーントレーニングにおすすめの練習曲5選


高音やロングトーンに自信がついてきた方は、実践として曲を歌ってみましょう。曲の特徴を理解した上で歌うと、より感情的できれいな声を出しやすくなります。喉に負担をかけないよう、自分が出しやすい音域を考慮することも大切です。ここからは、高音ロングトーンのトレーニングにおすすめな5曲を紹介します。

平井堅の「瞳を閉じて」

男性ボーカリストにおすすめの練習曲です。全体的に高音が多く、サビではロングトーンも複数回含まれています。音程の幅は比較的狭いメロディですが、高音が続くため、効果的な練習曲といえるでしょう。歌詞の内容を意識しながら、曲に込められた想いを表現するように歌うのがポイントです。

Official髭男dismの「Pretender」

最近の人気曲に挑戦したい方には、若年層から支持を集める「Pretender」がおすすめです。スタートからサビにかけて高音が続くため、男女を問わず苦戦するかもしれません。

可能であれば、「ミックスボイス」と呼ばれるテクニックの習得も意識しておきましょう。地声で無理に歌いきるのではなく、喉に負担をかけないコントロール方法が重要といえます。

EXILEの「We Will~あの場所で~」

テンポの速い曲が歌いづらく感じる場合におすすめの練習曲です。全体的にスローテンポなため、呼吸のコントロールや喉の状態を意識しながら歌えます。サビではロングトーンも入っており、声量や音程を保ったまま伸ばすのがポイントです。恋人に対する想いが描かれた歌詞も意識しながら、ブレのない歌声を目指しましょう。

MISIAの「Everything」

力強い歌声と高音の練習におすすめの曲です。スタートからサビの音程差が大きいため、しっかり音を捉えられるよう意識して歌いましょう。原曲を複数回聞いてから練習に進むと、声の出し方やブレスのタイミングがつかみやすくなります。力みすぎると喉を痛める可能性があるため、胸式呼吸を意識して練習しましょう。

絢香の「みんな空の下」

高音の力強さと、裏声の美しさが魅力的なバラードです。ロングトーンよりも高音の練習に適した曲といえるでしょう。音程を取りにくい場合は、ひとつのパートに絞って練習するのもおすすめです。裏声に切り替えるタイミングを原曲から学び、高音を響かせられるように意識してみましょう。スローテンポで練習したい方にも向いています。

高音域のロングトーンに自信がついたらオーディションに応募を!

トレーニングを重ねてテクニックに自信がついてきた方は、ボーカリストデビューを目指してオーディションに挑戦してみましょう。「MUSIC PLANET」では、未経験者からプロへの道へ進むためのオーディションを開催しています。サポート体制を充実させた取り組みが強みです。

・プロデューサーとの個人面談
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・LIVE出演

20歳~49歳の方であれば、歌の経験は問いません。参加費も無料です。パソコンやスマホから簡単に応募できるため、本格的な活動を希望する方はぜひご参加ください。

まとめ


高音のロングトーンは、ボイストレーニングを進める上でつまずきやすいポイントです。苦手意識を持つと練習にも取り組みにくくなるため、まずは原因を明確にしてみましょう。原因が分かれば、効果的な練習方法を考えやすくなります。

楽しくトレーニングするためには、練習曲の選定も重要です。歌詞やメロディに魅力を感じられる曲を選び、呼吸方法や喉の動きを意識しながら歌いましょう。練習を重ねて自信がついたら、ぜひ「MUSIC PLANET」が開催する歌手デビューオーディションへご応募ください。