自分の声を聞く3つの方法をご存知ですか?
この方法を使うことで簡単に声を客観的に聞くことが可能です。
「どんな声なのか知りたい!」という場合は今回ご紹介する3つの方法を参考に、自分が実践しやすい方法で試してみて下さい。
1. 自分の声を今すぐ簡単に聞く方法
自分の声を聞きたいと思いませんか?
他人から聞こえているあなたの声は自分が思っているものとは異なる場合がほとんです。これは音の伝わり方の関係で、違って聞こえるとされています。
「今すぐ自分の本当の声を聞きたい!」という場合は、ボイスコーチである、Chris Beattyさんが紹介している方法がオススメです。
必要な物は「ファイルフォルダー2枚のみ」です。たったこれだけで周りが普段聞いているあなたの声に近い音を聞くことができます。
では具体的にどのようにして聞くのか説明します。
まず、用意しておいたファイルフォルダー2枚を左右の耳の”前”に持っていき、顔の輪郭に合わせてピタッとくっつけます。
その状態で声を出すだけで、本来のあなたの声に近い音を聞くことができます。
なぜ、このような方法で他人が聞いているあなたの声を聞くことが出来るのかと言うと、音の伝わり方に違いが発生しているからです。
普段通りに声を発すると、口から出た音は自分の耳がキャッチし音を認識します。ところが、この方法では口から出た音を即座に耳でキャッチすることがしにくい状況となります。その代わりに、部屋のカーテンや壁に反響した音を耳がキャッチすることとなります。そこで聞こえた音というのは、普段あなたの周りの方達が聞いている声に近い音となる、という理論です。
用意する道具にファイルフォルダー2枚とお伝えしましたが、もし手元に無いのであれば雑誌や下敷きなどでも問題ありません。とにかく耳の前に壁を作ることができれば何でも構いません。
動画でも解説されているので、参考にしてみて下さい。
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What Does YOUR VOICE Sound Like To Others?
2. 自分の声を録音して聞く方法
自分の声を聞く方法は、Chris Beattyさんが紹介している方法だけではありません。シンプルに自分の声を録音することで、客観的に分析することができます。
声を録音する方法はいくつかあります。あなたがスマホを持っているのであれば、大抵の場合、録音機能が初めから備わっている可能性が高いです。その機能を使いスマホに向かって声を出すことで、音を録音することができます。
「私のスマホにはそんな機能なんてありません…」という場合は、動画を撮影する状態にして、声を出せば録音することができます。
また、それ以外にもスマホであれば、アプリを取れば問題は解決します。今では無料で様々なアプリをダウンロードすることができますが、録音用のアプリもいくつかあります。
オススメのアプリについては後ほど詳しくお伝えするので、そちらを参考にして下さい。
「スマホを持っていないのですが…」という場合は、ボイスレコーダーを使えば音を録音することができます。Amazonなどのランキングを見てみると、2,000円〜3,000円台のボイスレコーダーが比較的、人気が高いようです。
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ボイスレコーダーAmazonランキング
3. 自分の声をリアルタイムで聞けるアプリ
スマホアプリを使い、自分の声を録音する場合、通常の録音アプリで録音してその後に再生するのも良いのですが、発した声をリアルタイムで聞くことができるアプリもあります。
このアプリを使うことで、その場で自分の声がチェックできるので、いちいち声を録音し、再生ボタンを押すという工程が無くなり、より手軽に声を聞くことができます。
そのアプリというのは、「Feedback Recorder」というアプリです。iPhone用のアプリなので、Androidスマホでは利用することができませんが、もしiPhoneを利用しているのであれば、是非、こちらのアプリで録音してみて下さい。
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Feedback Recorder
4. 自分の声を聞くことのメリット
自分の声を聞くと、恥ずかしいですし、違和感を感じて嫌な気分になることもあります。
なぜ自分の声を聞いたほうが良いのかと言うと、聞こえやすい声を手に入れることができるからです。
客観的に声を聞くことで、自分の声が普段どのような感じで人に聞こえているのかが分かります。音程や発音、声の大きさなど、自分ではちゃんと喋っているつもりでも実際は上手く聞こえていない場合があります。その部分を改善させるためにも自分の声を聞くという行為は大切です。
また、自分の良い部分に関しても気づくことが出来ます。録音した声を聞いていると、ここの声はなんだかいい感じだなと感じる部分がいくつか見つかることがあります。
その部分に関しては、あなたの長所なので、より伸ばしていけるように普段から意識するようにしましょう。
自分の良い面と悪い面を客観的に理解して、他人から聞こえやすい声を手に入れましょう。
5. 自分の声を聞く場合の注意点
はじめて自分の声を聞いた時というのは、ほぼ確実に違和感を感じるので予め知っておきましょう。これを知らずに自分の声を聞いてしまうと、思っていた声とのギャップに落ち込んでしまう可能性も高いです。
慣れてしまえば何も感じないのですが、初めの内はまだまだ自分の声に慣れていないので、違和感を感じることは当たり前だと考えるようにしましょう。
6. まとめ
自分の声を聞く方法は、今回お伝えしたように3つあります。
・ボイスコーチであるChris Beattyさんが紹介している、ファイルフォルダーを使った聞き方
・スマホアプリを使った聞き方
・ボイスレコーダーを使った聞き方
この3つです。
ファイルフォルダーを使った聞き方は直ぐに聞くことができますが、アプリやボイスレコーダーで録音した場合と比べると、あまり精度は良くありません。
一方、アプリの場合であればスマホやタブレットを持っていれば、誰でも簡単に録音することが可能です。
ボイスレコーダーという手もありますが、自分の声の録音だけのために購入するのではなく、その他にも使う機会があるのであれば、1つ手元に置いておくのもアリです。購入するボイスレコーダーの選び方は、Amazonランキングを参考にしてみて下さい。
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