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ベルカント唱法の『3つの特徴』とドイツ唱法との2つの明確な違いとは!?

今回はベルカント唱法が
どのような歌唱法なのかを
解説していきます。

さらに、

ベルカント唱法と
それ以外の
世界中の歌唱とでは

何が違うのか
ということについても
解説していきます。

ベルカント唱法を覚えることで
得られるメリットを
具体的にお伝えしていきます。

1. ベルカント唱法の特徴

ベルカント唱法とは
イタリアに古くから伝わる
歌唱法でオペラなどで
よく使われています。

ベルカント唱法には
いくつか歌い方に特徴があるので
そちらを解説していきます。

特徴その1:『日本人向き』

海外からの日本へと
伝わってきた歌唱法というのは

基本的には、外国人が歌いやすいように
考えられた歌い方です

日本人と比べ外国人は
身長が高く筋肉も発達しています。

そのため、

日本人が同じように
歌おうとしても

どうしても無理が
発声になる事が多いです。

ただ、ベルカント唱法であれば
日本人であっても発声しやすいです。

なぜかと言うとこの唱法は
イタリアから日本にやってきた
歌唱法だからです。

イタリア人は世界的に考えると
体が小さく日本人寄りと言えます。

体格が他の外国人と比べると
日本人に近いため

ベルカント唱法は
他の歌唱法と比べ

日本人が歌いやすい
歌唱法と言えます。

特徴その2:『無理の無い発声』

ベルカント唱法の
最大の特徴は、

『リラックスした自然な発声』

です。

ベルカント唱法の
発声法というのは

お腹を凹ませることで
胸あたりに空気をどんどん
溜めていくというイメージで
横隔膜を押し上げつつ声を発します。

この時の呼吸法というのは
人間が最もリラックスする呼吸法
と言われています。

実際にヨガなどでも
取り入れられている呼吸法です。

ベルカント唱法というのは
ヨガでも積極的に使われている
リラックスした呼吸で

力強い歌声を
発する事が出来ます。

・特徴その3:『オペラの演技がしやすい』

オペラでは会場全体に響き渡るような
大きく力強い歌声を発しながら
演技をこなさなくてはいけません。

そのためには体のどこかで
しっかりと声を支える必要があります。

ベルカント唱法では
息を吐きながらお腹を凹ませ
横隔膜を上に引き上げ

それに連動して
腰を重くしていきます。

腰を支点として
声を発声することが出来るので

体の前面に余分な力が入らず
リラックスする事が可能です。

その結果、

胸や喉も楽になりますので
オペラでの演技が
とてもやりやすくなります。

2. 唱法の種類とベルカントとの違い

ベルカント唱法以外にも
世界には多くの唱法があります。

例えば

ドイツにはドイツ唱法と
という唱法が古くから存在しています。

ベルカント唱法と
ドイツ唱法は

『歌うタイミングの横隔膜の位置』や
『声を支える体の部位』

に大きな違いがあります。

●発声時の横隔膜の位置の違い

横隔膜を活用して
歌を歌うということに関しては
どちらの歌唱法も同じです。

違いは歌うタイミングの際の

『横隔膜の使い方』

です。

ドイツ唱法では
発声するタイミングで

横隔膜の位置を動かさず
発声を行うのに対して

ベルカント唱法では
お腹を凹ませることで
横隔膜を引き上げていくのです。

つまり、

ドイツ唱法は横隔膜の位置は動かさずに
そのまま歌声を発声するのにに対して

ベルカント唱法では
横隔膜を上の方へと
引き上げているのです。

ベルカント唱法の歌い方は
日本人の体に負担の少ない歌い方です。

そのため、喉や胸に
無理をかけること無く
歌唱する事が可能となります。

●声の支える部位

もう一つの違いは
声の支えです。

ベルカント唱法は
横隔膜を上に動かし

それと同時に
腰に体重を預けることで
声を支えています。

すると胸や喉が
リラックスするため

歌いながら演技を行う
オペラなどに取り入れられています。

それと比べるとドイツ唱法では
横隔膜の位置は同じままで
発声を行うため、

声を支える部分は
ベルトカント唱法のように
腰周りを使うのではなく

横隔膜を使って
声を支えています。

そのため体の前面が
緊張してしまうので

オペラ演技には不向きですし
長時間の発声にも向いていません。

体の大きいドイツ人だからこそ
発声することが可能な
歌唱法と言えます。

このことからも分かるように
この2つの唱法は
かなり異なる歌唱法と言えます。

それにも関わらず
日本の学生はどちらも
勉強をさせられています。

違う歌唱法を学んでしまうと
どちらも発声法も混同してしまい

ドイツ唱法でイタリアの歌や
オペラを歌ってしまい
無理な発声になってしまう

という事態が頻繁に
発生しています。

3. ベルカント唱法の仕組みとやり方

ベルカント唱法は

・横隔膜の位置
・声の支える部位

の2つのポイントが
特徴的な歌唱法です。

横隔膜の使い方としては
お腹を凹ませることで

横隔膜を上に
上げるようにすることで

遠くまで響き渡る発声を
手にすることが出来ます。

発声のタイミングで
意識するポイントとしては
『声の支え』です。

横隔膜を上に上げるのと連動して
腰を下に下げるイメージで
バランスを取るようにしましょう。

そうすることで
声を腰で支える事が出来るため

胸や喉に緊張が伝わらず
のびのびとした発声が行えます。

4. ベルカント唱法のレッスンを受けるメリット

ベルカント唱法が
出来るようになることで

リラックスした状態で
無理なく響き渡る大きな声を
発する事が可能となります。

そうなれば当然、
歌のバリエーションも増え
より音楽が楽しくなります。

また、オペラの際は
声を横隔膜の裏側に位置する
腰周りを支点として活用しています。

その結果、

体の前面が
リラックスしているので

広がりのある歌声のまま
オペラを演じる事が可能となります。

・無理のない広がりのある
歌声を手に入れたい。

・オペラの演技をする機会がある

という場合は、

とても助けになる歌い方なので
積極的に練習をしましょう。

5. ベルカント唱法の特徴まとめ

『ベルカント唱法』と
『ドイツ唱法』は

様々な異なる点のある歌唱法です。

それにも関わらず、
日本の学生は2つの歌唱法を
同時に勉強させられしまい

上手く発声することが
難しくなってしまっています。

2つの歌唱法を比べて見ると
発声の方法や声を支える部位に
様々な違いがあります。

世界的に見て小柄な体格の
日本人からすると

ベルカント唱法の方が
取り入れやすい歌唱法です。

ベルカント唱法が出来ることで
無理のない発声でオペラのような
響き渡る歌声を発する事が出来ます。

ベルカント唱法を取り入れ
素敵な歌声を響かせて下さい。