会社や学校の飲み会の後に2次会に行くなんて人もいますよね。
その2次会でカラオケに行き自分が歌うときもあります。
しかし初めてカラオケに行ったときにカラオケで聞く自分の声が、思っていた声と違うと思ったことがありませんか?
今回はそんなカラオケの自分の声にフォーカスを当てて紹介していきます。
1.カラオケで自分の声に違和感を感じる理由
カラオケに行ったときに自分の声が普段の声とは違い違和感を感じることがあると思います。
しかし、これにはしっかりとした理由があります。
1-1.普段聞いている声は本当の自分の声ではない!?
自分の中で聞こえている自分の声と、カラオケでスピーカーを通して聞こえてくる声が違う理由はあります。
自分が普段聞いている声ってなんなんだろうと思う方もいるかもしれません。
カラオケでスピーカーを通して聞こえてくる声は、他の人が聞いている自分の声になります。
この「他の人が聞いている声=スピーカーから聞こえる声」なのですが、なぜ自分だけ声が違って聞こえるのでしょうか。
1-2.自分の声ではないと感じるメカニズム
カラオケの声を自分の声として違和感を感じるのには理由があります。
普段自分が聞いている声は骨伝導をして耳に届いている声を聞いているからです。
相手が聞いている声は自分が息を吸いそのままのどを通して出てくる音を聞いています。
しかし自分の中で聞こえている自分の声は骨を通して聞こえています
その骨を通して聞こえているかどうかの違いが、自分に聞こえている声との違いを生んでいます。
1-3.カラオケで歌がうまくなるためには
このように自分が聞いている声と相手が聞いている自分の声は違うことがわかりました。
カラオケにおいては相手が聞く自分の声が届くことになります。
ですので骨伝導して自分が聞いている声にアンテナを張るのではなく、相手が聞いている自分の声にアンテナを張りながら上達していく必要があります。
2.録音して自分の声を確認しよう
カラオケで聞こえる声が相手が聞いている自分の声であることを紹介しました。
自分が聞く声を中心に練習してもカラオケが本当にうまくなったとはいえません。
カラオケを上達させるためには、自分の現状を知ることが大事です。
具体的にやることは自分の声を録音してみることです。
これはカラオケの機能としてもありますし、スマホを使って録音してみてもいいでしょう。
そうして聞くことで自分の声の特徴を感じることができます。
2-1.これが私の声!?別人の声と感じる
カラオケで自分の声を録音してみることで、自分の現状を知ることが第一ステップであることを紹介しました。
おそらく最初は自分の声だと信じることができないでしょう。
録音して聞いた声が自分の声ではなく、全く他人の声に感じることでしょう。
それぐらい自分の普段聞いている骨伝導をした声と相手が聞いている声に違いがあります。
まずはその声を普段相手が聞いているということと受け入れていきましょう。
2-2.音程・リズムがずれているのが気になる
こうして録音している自分の声を聞いてみると、様々なポイントが気になるのではないでしょうか。
録音して聞くということはプロのCDの歌を聞いている感覚と同等の感覚で聞くことになります。
ですのでプロの歌と自分の歌を比べてしまうことになります。
そうなるとまず違和感を感じるのは音程のずれではないでしょうか。
音程を完璧に歌うことができている人はごく少数だと思われます。
歌っているときは自分の普段聞いている骨伝導した声と同時にカラオケの自分の声も聞いているため、違いを感じることができないこともありますが、録音した声は如実に音程を外していることがわかります。
またリズムに関しても違いを感じることでしょう。
リズムをしっかりとれていることも、歌がうまい人の条件の一つです。
カラオケに行くとエコーがかかっていて自分の声をしっかり認識することが難しいのですが、録音して聞いてみるとはっきりと違いが分かるようになります。
3.自分の理想の声を見つけよう。
録音した声は自分が聞いている自分の声とは違うとお伝えしました。
そうした相手が聞いている声でも、自分の理想の声を出すことができるようになりたいと思う方もいます。
ではどうすれば普段聴こえているのとは違う声を理想の声にすることができるのでしょうか。
まず自分が理想としている人の声を探していきましょう。
おすすめは動画サイトに上がっている声優さんの声を聞いてみることです。
声優さんは声においてプロです。
ですから、良い声であることが間違いないので自分の理想を見つけることもできるでしょう。
理想の声を見つけたら、自分の声をその声に近づける努力をしましょう。
なかなか出したことないような声にチャレンジしてみることをおすすめします。
この時に気付くのが、自分の様々な種類の声を出すことができるということです。
多くの種類の声を出すことができるようになると、自分の理想の声に近づくこともできるようになります。
理想の声を見つけたら、次は自分の声を録音して練習しましょう。
自分が発している声を録音して、繰り返し聞いてください。
自分の発している音色を録音して、その録音された声と理想とする声を比べて修正していく。
この地道な繰り返しが理想の声を手に入れる重要なステップであることを覚えておきましょう。
4.カラオケで歌が上手い人になる練習法
ここまでは自分が理想の声になるための方法について紹介してきました。
自分の理想の声を手に入れることができたら、次はその声を活かしてカラオケもうまくなりたいですよね。
続いてはカラオケがうまくなるためにはどうしたらよいのかを紹介していきます。
4-1.カラオケがうまくなる方法①ピッチ
ピッチとは先ほどから触れている音程のことです。
音程を正確にとることができることは歌をうまく歌う上では非常に重要なポイントになります。
ピッチを正確に取ることができるようになるためには、耳を鍛えることが重要になります。
プロの歌を何度も何度も聞くようにしましょう。
そうすることで自分の耳が正確なピッチを覚えることになるので、鍛えることができます。
正確なピッチを覚えれば徐々に正しくピッチをとれるようになり、正しい音程で歌うことができます。
4-2.カラオケがうまくなる方法②声量
声量とはシンプルにいうと声が大きいかどうかです。
声が大きいだけでも歌がうまく聞こえてきます。
またロングトーンをうまく聞かせるためにも声量があることは非常に重要なポイントですよね。
声を大きくするためには呼吸法が重要になってきます。
腹式呼吸をできるようになりましょう。
みぞおちの部分に呼吸を送り、そこからおなかを使って発声できるようにします。
イメージしにくい方は寝ているときにどういった呼吸をしているのかに注意してみましょう。
おそらく自然とおなかが膨らむような呼吸をしていると思います。
そのイメージを立ったままで行うことができると腹式呼吸もマスターすることができ、声量アップに繋がります。
5. まとめ
カラオケで聞く自分の声の違和感について紹介してきました。
はじめてカラオケに行って自分の歌っている声を聴いたときは衝撃を受けることだと思います。
しかし自分の周りの人は普段からその声を聞いています。
ですので自分がカラオケで歌がうまくなりたい・理想の声を相手に届けたいと思ったら、その相手が聞いている声を変えていく必要があります。
地道な練習で相手が聞く声もカラオケでの歌の上達も可能なので、コツコツと努力していきましょう。