


カラオケ
公開日:2025年08月19日
【カラオケDAM】表現力だけ低いのはなぜ?原因と解決方法を徹底解説
「DAMで採点すると表現力だけ低い……」
「どうしたら点数を上げられるのだろう?」
このような悩みや疑問をお持ちの方もいるでしょう。カラオケの採点では、全体的な点数が高くても、表現力だけが低いことがあります。原因を理解して歌唱テクニックを習得すれば、点数アップは可能です。
本記事では、カラオケDAMの仕組みや表現力を上げる7つの方法などを解説します。どのようなことに気をつけて練習すれば表現力を上げられるか知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
1カラオケの表現力とは?DAMの採点の仕組み
- ー 精密採点DX-G
- ー 精密採点Ai
2カラオケの採点で表現力だけ低い原因は?
3表現力を上げるために習得したい4つの歌唱テクニック
- ー 1. 抑揚
- ー 2. しゃくり
- ー 3. こぶし
- ー 4. フォール
4カラオケで表現力を上げる7つの方法
- ー 1. 歌唱テクニックを入れやすい曲を選ぶ
- ー 2. 自分の音域に合ったキーを選ぶ
- ー 3. 歌い出しを強調する
- ー 4. マイクを正しく持つ
- ー 5. 歌唱テクニックがカウントされているか確認する
- ー 6. 歌声に強弱をつける
- ー 7. 歌声を録音して客観的に分析する
5カラオケの表現力を上げるためにおすすめの練習曲
- ー 男性向けのおすすめ曲7選
- ー 女性向けのおすすめ曲7選
6表現力を高めてカラオケをもっと楽しもう!
カラオケの表現力とは?DAMの採点の仕組み

カラオケDAMで評価される表現力とは、以下4つの歌唱テクニックを検知して点数化したものです。
- 抑揚
- しゃくり
- こぶし
- フォール
カラオケの採点では、感情を込めて心に響くように歌えば表現力が上がるとは限らず、歌唱テクニックを駆使する必要があります。
ここでは、DAMの「精密採点DX-G」と「精密採点Ai」について詳しく見ていきましょう。
精密採点DX-G
精密採点DX-Gは、精密採点DXを進化させた採点システムです。「見えるガイドメロディー」や「技法カウント」が追加されました。技法カウントでは、歌唱テクニックの合計数がわかります。
表現力は「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」で評価されます。特に抑揚がないと淡々とした印象を与え、表現力が伸び悩む原因となってしまうため、抑揚をつけることを意識しましょう。
カラオケDAMの採点については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
カラオケ
2024年09月20日
カラオケDAMの採点が厳しい理由とは?高得点をとるコツや点数が出やすい曲も

精密採点Ai
精密採点Aiは、Ai感性メーター搭載で表現力ボーナスが加点される採点システムです。従来の「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」に加えて、「アクセント」や「ハンマリング・オン」「プリング・オフ」が検出されるようになりました。
歌唱後の採点画面では、分析レポートが見られるようになっているため、自分の歌唱の伸びしろを把握して改善しましょう。表現力を上げるには、抑揚に加えてしゃくりも重要です。しゃくりを入れてなめらかに歌うことで、表現力アップにつながります。
精密採点Aiについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
カラオケ
2024年09月20日
精密採点Aiで上手いといえるのは何点から?基準や高得点をとるコツを紹介

カラオケの採点で表現力だけ低い原因は?
カラオケ採点で表現力が低くなる原因として、歌唱テクニックを使いこなせていないことが挙げられます。
前述したように、DAMの精密採点シリーズで表現力として評価されるのは「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」です。そのため、これらの歌唱テクニックが身についていないと、表現力が低くなってしまいます。
以下の記事では、表現力アップの方法やおすすめの練習曲を紹介しています。あわせてご覧ください。
カラオケ
2024年05月06日
カラオケの表現力を上げる4つの方法!おすすめの練習曲もご紹介

表現力を上げるために習得したい4つの歌唱テクニック
カラオケで表現力を上げるためには、以下の4つの歌唱テクニックを習得しましょう。
- 抑揚
- しゃくり
- こぶし
- フォール
それぞれ詳しく解説します。
1. 抑揚
抑揚は、歌声に強弱をつけて曲に変化を持たせる歌唱テクニックです。強弱がないと、淡々とした歌い方になってしまいます。会話をするように、声のトーンや速度を上げてみましょう。曲に合わせて工夫することで、歌声の印象を大きく変えられます。
抑揚に近い歌唱テクニックの1つに「アクセント」があります。英単語の勉強をするときに、発音するときのアクセントはどこにあるか学んだことがあるでしょう。
日本語の歌詞であっても、このアクセントを意識するのがポイントです。どこにアクセントをつけたらよいか悩むときには、原曲の歌手の真似をしてみましょう。
2. しゃくり
しゃくりとは、低音から高音にしゃくりあげて歌う歌唱テクニックです。実際の音よりも低く歌い始めて、瞬間的に正しい音程になるようにします。
ポイントは、母音の音程を音と音が途切れないように変えること。たとえば、「か」でしゃくりを入れる場合、母音の「あ」を発音しながら本来の音程にまで上げていきます。なるべく滑らかに上げていき、優しい歌声になるように意識しましょう。
しゃくりの出し方についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
ボイストレーニング
2024年05月18日
しゃくりとは?カラオケで高得点を狙えるしゃくりの出し方を解説!

3. こぶし
こぶしとは、素早く音程を上下させる歌唱テクニックです。演歌や民謡で頻繁に使われる歌唱テクニックで、「ら」と歌う場合は「らぁあ~」といったように発音し、母音の「あ」に変化を持たせます。
こぶしは、メロディーに装飾を加える歌唱テクニックで、曲のどこにでも入れられます。しかし、多用しすぎるとクセが強くなってしまうため気をつけましょう。メロディーの音程が変化するほど上下させてしまうと、カラオケ採点では減点されることもあります。
こぶしの使い方やおすすめの練習曲が知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
ボイストレーニング
2024年05月18日
こぶしを使ってカラオケで高得点をとるコツを紹介!おすすめの練習曲も

4. フォール
フォールとは、本来より少し高い音程で発声し、本来の音に戻す歌唱テクニックです。急に音程を下げるのではなく、滑らかに少しずつ下げることで、切なさや儚さなどを表現できます。
ただし、フォールを入れすぎると正しく音程をとれていないと認識され、減点対象となってしまうこともあります。曲調や歌詞の内容などに合わせて使いこなすようにしましょう。
カラオケで表現力を上げる7つの方法

ここからは、カラオケで表現力を上げる7つの方法を解説します。
- 歌唱テクニックを入れやすい曲を選ぶ
- 自分の音域に合ったキーを選ぶ
- 歌い出しを強調する
- マイクを正しく持つ
- 歌唱テクニックがカウントされているか確認する
- 歌声に強弱をつける
- 歌声を録音して客観的に分析する
これらを意識するだけでも表現力がぐんと上がることがあるため、ぜひチェックしてください。
1. 歌唱テクニックを入れやすい曲を選ぶ
カラオケで表現力を上げるためには、選曲も重要です。表現力を上げるために欠かせない「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」を取り入れられる曲を選びましょう。
特に抑揚は表現力の評価で占める割合が大きいため、抑揚をつけて歌える曲がおすすめです。カラオケの表現力を上げるためにおすすめの練習曲はのちほど紹介するので、こちらもぜひ参考にしてください。
2. 自分の音域に合ったキーを選ぶ
自分の音域に合ったキーを選ぶことも、表現力アップには大切なポイントの1つです。
原曲キーがどうしても合わない場合は、キーを調整しても構いません。キーを調整しても採点には影響を与えないとされているので、安定した音程で歌うことを優先しましょう。
3. 歌い出しを強調する
カラオケの採点で点数を上げるためには、歌い出しに気をつけましょう。タイミングを合わせて、歌詞をしっかり聴き取れるように冒頭のフレーズを強調して歌うと、抑揚がついて表現力アップにつながります。
歌声が小さいとはっきりと聴き取れず、採点システムで正しく評価されない可能性があるため、注意しましょう。
4. マイクを正しく持つ
点数があまり伸びないのは、マイクの持ち方がよくないのかもしれません。カラオケのマイクは、一定方向からしか歌声を拾わないようになっており、ヘッドを手でふさいでしまうと、きちんと判定されません。
また、マイクを口に近づけすぎてしまうと、表現力のなかでも重要な抑揚が正しく検知されなくなる可能性があります。マイクは口の真正面にし、床と平行になるイメージを持ちましょう。マイクと口の距離はこぶし1つ分くらいが目安です。
5. 歌唱テクニックがカウントされているか確認する
歌唱テクニックを正しく使いこなし、採点システムにきちんとカウントされているかしっかり確かめましょう。
自分では歌唱テクニックを使っていると思っていても、採点システムが検知していないこともあります。狙った歌唱テクニックが正しくカウントされていない場合は、テクニックを磨き、マイクを正しく持ってしっかり採点されるように調整しましょう。
6. 歌声に強弱をつける
歌詞に合わせて歌声に強弱をつけることも大切です。強弱をつけると抑揚のポイントが上がります。ただし、適当に強弱をつけるのはおすすめできません。
歌詞の内容を理解して、感情を込めたい自然なところで強弱をつけるようにしましょう。抑揚をつけるところを見誤ると、反対に減点対象になってしまう可能性があるので気をつけてください。
7. 歌声を録音して客観的に分析する
客観的に自分の歌声を分析するためには、録音して聴いてみるのがおすすめです。録音はスマホでも問題ありません。「DAM★とも録音」という自分の歌声を録音してサイトで再生・公開できるサービスがあるので、活用してみてもよいでしょう。
録音した自分の歌声を聴くと、「思ったより声が出ていない」「歌唱テクニックがいまいち」などの課題に気づくこともあるでしょう。客観的に分析し、さらなるレベルアップを目指しましょう。
カラオケの表現力を上げるためにおすすめの練習曲
カラオケの表現力を上げるためにおすすめの練習曲を男女別に紹介します。共通点は、ゆったりしたテンポで歌声を伸ばすポイントが多いところ。「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」の歌唱テクニックを披露しやすい曲を選びましょう。
男性向けのおすすめ曲7選
シャ乱Q「シングルベッド」
槇原敬之「遠く遠く」
桐谷健太「海の声」
出典:「海の声」 フルver. / 浦島太郎(桐谷健太) 【公式】
スキマスイッチ「奏」
出典:スキマスイッチ - 「奏(かなで)」Music Video : SUKIMASWITCH / KANADE Music Video
福山雅治「桜坂」
レミオロメン「3月9日」
エレファントカシマシ「今宵の月のように」
女性向けのおすすめ曲7選
aiko「カブトムシ」
DREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」
出典:DREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」
絢香「三日月」
出典:絢香 - 三日月
大塚愛「プラネタリウム」
あいみょん「マリーゴールド」
出典:あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
AI「Story」
出典:AI - Story
一青窈「ハナミズキ」
出典:一青窈 - ハナミズキ
表現力を高めてカラオケをもっと楽しもう!
この記事では、カラオケDAMで表現力だけ低いときの解決方法を解説しました。ポイントは、「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」の歌唱テクニックがきちんと採点システムに評価されるようにすることです。しかし、自分で歌声を分析し、表現力をアップさせるのはなかなか難しいかもしれません。
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