「好き」で始めた音楽は、自分を「自由」にさせるツールに。(会社員/20代)

会社員をしながら、大阪を拠点に活動するシンガーソングライター。自身で制作した楽曲やカバー楽曲のSNS配信、オフラインライブへの出演など精力的に活動中。WILD BUNCH FEST. 2023、WILD BUNCH FEST. 2024にも出演した。
インタビュー概要 / まえがき
ミュージックプラネットに参加したアーティストの、個性に迫る特集インタビュー。今回は、等身大の「自分らしさ」を音楽で表現する、J.Nさんの背景に迫ります。
質問1:音楽の原体験を教えてください!
保育園の頃だったと思うんですけど、祖母が大塚愛さんの『さくらんぼ』のCDを買ってくれて。小学校3〜4年の頃には、歌うことが大好きな女の子になってましたね。母もカラオケが好きなのでよく一緒に行ったりして。
目立ちたがりというわけではなかったですけど、10年間くらいピアノを習っていたので発表会もありましたし、人前で歌うことには抵抗がなかったですね。
質問2:歌手を目指すようになったきっかけを教えてください!
小学校6年生の時には、歌手になりたいって言っていた記憶があります。歌うことが大好きだったので、歌手になる夢にシンプルに結びついたというか。ただ、中学・高校と進学するにつれて、世の中が少しずつ見えてくるんですけど、職業として音楽をやっていくのは難しいという考えが大きくなっていきました。
当時はBUMP OF CHICKENさんやONE OK ROCKさんにハマっていて、これだけ売れるためには何かを犠牲にしなきゃいけないんだろうっていう考えがあって、音楽だけをやり続けられる自信はなかったですし、とても難しいことなんだろうなと思ってました。
質問3:ミュージックプラネットに参加したきっかけは?
大学に入ってからサークルでバンド活動を始めたんですけど、自分たちでライブを企画したり運営することがとても楽しかったんです。PAとか照明も自分たちでやっていて(笑)。勉強、バイト、バンド活動と毎日大変だったけど、本当に良い経験になりましたね。サークル以外の場所でバンドを組んでいるメンバーもいたんですが、オリジナル楽曲を作っていたり、頻繁にライブをやっていたり、そんな姿を見て、好きを極めてもいいんだなっていう気付きがありましたし、同時に羨ましさもありました。
ただ、やっぱり仕事にするのは難しいなって思っていました。社会人になると今までにないストレスも溜まったりして、非日常的なところで発散したくなったんですけど、ある時に好きなアーティストのライブを見に行ったら、歌いたい衝動を思い出しちゃいましたね。そのタイミングでミュージックプラネットと出会いました。自信はなかったですけど、もしダメだったとしてもそれがバネになるって信じて、勇気を振り絞りました。むしろ、どうにでもなれ!みたいな感覚だったかもしれない(笑)。
質問4:オリジナル楽曲のこだわりを教えてください!
直接的な言葉を使わずに、フレーズのニュアンスというか、歌詞には本当にこだわりました。自分がオーディションに参加した時の想いを歌詞に込めたんですが、くどい感じにはしたくなかったので、聴いてくれた人の心に少し引っ掛かるくらいの、ポジティブなイメージが伝わればいいなと思ってました。
質問5:ミュージックプラネットに参加してから心境の変化はありましたか?
音楽をやるヒントが増えましたね。練習する頻度もそうですし、一生懸命曲作りをする気にもなれた。時間はかかりましたけど、それが形になった時は嬉しかったです。大学生ぶりに、バンドを組んだ時期もあったりとか。そういう意味では、ミュージックプラネットでの経験によって音楽との向き合い方を知ることができたのかもしれません。
質問6:今後の活動について教えてください!
新曲も出したいし、ライブもしたいですね。SNSも本格的に始めていこうかなって思っていたり、DTMにも挑戦してみたいです。そうやって、少しずつでも自分のペースで音楽活動を続けていくうちに、色々なことにチャレンジできたらいいなって思います。あとは、歌だけでなく照明やステージセットも含めて世界観をしっかり作り込むような、総合的な一つの作品づくりもいつかしてみたいですね。椎名林檎さんのような。
万人に受けなくても、刺さる人に刺さってくれて、その人が一歩踏み出せるような音楽を提供できるアーティストになりたいです。
ミュージックプラネットスタッフからのメッセージ
会社員として働きながら、歌手活動もエネルギッシュに進めるJ.N さん。そんな彼女であれば、今後もどんどん活躍の場を広げていくのではないでしょうか。
引き続き、ミュージックプラネットは彼女の活動を全力でサポートしていきます!