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2ステップでビブラートを覚えるオススメ練習方法を公開!!

ビブラートを覚えるためには 2つのステップを踏んで下さい。 ビブラートを最速最短で 覚えたいと考えているのであれば 今回紹介する 2ステップを踏んで下さい。 この2ステップを踏むことで 確実に音を揺らす感覚が 身体で体感することが出来ます。 さらに後半では ビブラートを覚える『前に』 必ず覚えておいて欲しい 2つの発声テクニックをお伝えします。 この発声テクニックを 身につけていないと ビブラートを覚えようとしても 必ず壁にぶち当たる事になります。 そんな状況を回避するためにも 今回の記事を参考にし ビブラートをマスターして下さい。

1. ビブラートの練習方法。かけ方とコツ

ビブラートの練習には 2ステップ踏む事を オススメします。 この2ステップで 練習を行うことで確実に ビブラートが出来ます。

●ステップ1:『ビブラートを聴く』

まずはビブラートが どういうモノなのか。 お手本となるビブラートを 実際に聴きましょう。 スマホやパソコンで 『ビブラート 動画』 と検索をすれば お手本となる動画が 大量に出てくると思います。 まずはそれらの 動画を参考にして ビブラートというのは どういったモノなのかを しっかりと観察しましょう。 「早く練習したい!」 と思うかもしれませんが まずは観察する事から始めましょう。 動画によっては練習方法が 付いているタイプもありますので 見ながら練習をしてみてもOKです。

●ステップ2:『声に出して練習する』

ある程度、ビブラートが どういうモノなのかが理解出来たら 次のステップへ進みましょう。 次のステップでは 実際に声に出して 練習していきます。 初心者の方にオススメの 練習方法としては 次の3ステップがオススメです。

●ステップ1:『間隔を開けて発音する』

まずは間隔を開けて 『あ』と繰り返し発音しましょう。

●ステップ2:『間隔を繋げる』

ステップ1で発音した 『あ』と『あ』の間を 繋げていくようにして 発音していきます。 「あぁあぁあぁあぁ」 というイメージです。

●ステップ3:『徐々に速度を上げていく』

先ほどの 「あぁあぁあぁあぁ」 の発声を徐々に速度を上げて 発声していきます。 するとビブラートの音の揺れに 近づいていくことが 体感出来ると思います。 まずはこの3ステップで ビブラートの練習を 行っていきましょう。 練習を繰り返していく内に 徐々に上達していきます。 そうなれば歌うことが 今よりも楽しくなりますし カラオケで高得点も出せます。

2. ビブラートの3つの出し方と2つの練習方法

先ほど紹介した ビブラートというのは タイプ別でいうと 『喉ビブラート』 です。 「他にも種類があるのですか?」 と言うと、 他に2つほど種類があります。 一つ目は 『あごビブラート』です。 先ほどは喉を使って 音を揺らしました。 喉を揺らすだけでなく あごを動かす事でビブラートを かけることも可能です。 やり方は単純で あごを上下に 動かす事を意識して 先ほどの3ステップを 練習してみて下さい。 喉を使うのではなく あごを使うことを意識すれば すぐに覚えられると思います。 2つ目の方法は 『横隔膜のビブラート』です。 喉を動かす方法と あごを動かす方法を 紹介しましたが、 最後は 『横隔膜を動かす方法』 です。 「どこですか?横隔膜って?」 と思うかしれません。 横隔膜というのは 肋骨の下あたりにある 筋肉のことを言います。 この部位を使い 音を揺らしていきます。 前半でお伝えしました 喉のビブラートを含めると 3つの種類が存在します。 練習方法としては 前半でお伝えした 3ステップの方法も良いですが その練習方法はあくまで すぐに音の揺れ具合を 体感してもらう為の方法です。 本格的にビブラートを 覚えていくのであれば 違った練習方法を 行う必要があります。 練習方法は2つあります。 ●1、『横隔膜を認識する』 先ほどビブラートの種類の中で 横隔膜タイプがあると紹介しました。 横隔膜タイプは 音が安定するので 覚えておきたい発声方法です。 そのためにはまず 横隔膜の存在を 認識する必要があります。 横隔膜は呼吸と連動して 動くように出来ています。 その特徴を利用して 横隔膜を動かしていきましょう。 やり方は簡単です。 呼吸を乱せばいいのです。 まるで全力疾走で50M走を 駆け抜けた直後のように 「ハァハァハァハァ」 と呼吸を乱して下さい。 そうすることで 肺の下あたりにある 横隔膜が上下に活発に動きます。 横隔膜は筋肉なので こうして繰り返し動かす事で 鍛えられていき 自然と自分の意思で 動かせるようになります。 ●2、『音の変化』 ビブラートで 音を揺らす時というのは 高音から低音へと 上下に音を揺らします。 音を変化させる練習を行うことで ビブラートがやりやすくなります。 練習方法としては 普段の声の高さのままで 「あー」と発声して下さい。 続いて先ほどの高さよりも 低い音で発声して下さい。 これを繰り返していき 徐々に音を切り替える 間隔を早めていきましょう。 この2つの練習方法は とても大切な基礎能力を 身につけることが出来ます。 毎日の習慣として 繰り返し練習していきましょう。

3. ビブラートで横隔膜を揺らす練習方法

横隔膜を揺らす練習方法は 先ほどお伝えした 『呼吸を乱す方法』 が最も簡単で 効果がある方法です。 ただその練習を行う前に 必ずトレーニングして ほしいことが2つ存在します。 一つ目は『腹式呼吸』です。 ビブラートに限った事ではありませんが 発声を行っていく上で 腹式呼吸というのは 必ず覚えておきたい呼吸法です。 腹式呼吸でお腹に空気を溜めて 息を吐き出す事によって 長く声を発声出来ますし 安定感も増します。 腹式呼吸は仰向けになって お腹に手を当てながら 呼吸をすると覚えやすいです。 呼吸と連動してお腹が膨らみ そしてへこんでいく流れを 身体に覚えさせていきましょう。 二つ目は『ロングトーン』です。 音を長く伸ばす発声の事を ロングトーンを言います。 音を長く伸ばせないと 自由に揺らす事は出来ません。 伸ばしている音に対して 音を揺らす事でビブラートは完成します。 まずは音を出来るだけ 長く伸ばせるように 練習を行っていきましょう。 長く伸ばすためには 大量の空気が必要です。 腹式呼吸を使って お腹にためた空気を ロングトーンで押し出しましょう。 この一連の流れが出来て 初めてビブラートの練習が スタートします。 焦らずコツコツと 練習を行っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? ビブラートを練習する際、 まずはお手本となる動画や音声を インターネットで検索しましょう。 目指すべきビブラートの 全体的なイメージが掴めたら 声に出して練習を行っていきます。 初心者におすすめの方法としては 前半部分でお伝えした 3ステップのメニューです。 比較的カンタンに ビブラートの感覚が 掴めると思います。 慣れてきたら横隔膜の呼吸法や 音の変化の練習も取り入れていき 徐々に本格的な練習へと 移っていきましょう。 練習を行う際は必ず 腹式呼吸とロングトーンが 正しく出来ているのかを 確認しましょう。 この2つが上手く出来ていないと ビブラートを練習しても 途中で壁にぶち当たってしまいます。 土台部分からしっかりと 固めていくことで 確実にビブラートを 覚えることが出来るので 焦らずにトレーニングを していきましょう!