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「あきらめるな!音痴を治す方法」

この記事を読んでいるみなさんは、もしかしたら「音痴」の自覚があるのかもしれません。音痴を自覚するタイミングは人それぞれです。 例えば、子供のころにみんなの前で歌を歌ったときに音を外してしまい、笑われたというつらい経験をした方もいるかもしれません。また、大人になってから明らかに自分だけ音程が変だと感じた方もいることでしょう。 どんな理由で音痴を自覚したにしろ、音痴は非常につらいですよね。 音痴を自覚してしまうことで、人前で歌うことは気持ち的にできなくなってしまいますし、自覚してしまうことで今まで好きだった歌も歌うことができなくなってしまいます。 そうなると、どんどん歌から遠ざかってしまい、音痴を改善することもできないまま年を重ねます。 ある程度年齢を重ねると、カラオケなどに行く機会が減る方も多いと思いますが、まだまだ若い年齢の方、特に学生の方などは、飲みに行き2次会などでカラオケに行くことも多いと思います。 そのような場で全く歌わないというのは、ノリが悪いと思われてしまう可能性もありますし、歌ったら歌ったで「音痴だ」といじられてしまうかもしれません。どちらにせよつらい経験をしなければなりません。 しかしみなさん、もしかして「私は音痴だから」と諦めてしまっていませんか? 「音痴だからカラオケにも行きたくないし、歌も歌いたくない」と、歌を好きな気持ちを押し殺してはいませんか?それは非常にもったいないことです。 実は、音痴は治すことができるのです。今まで考えてもみなかったかもしれませんが、音痴は治すことができます。 そこで今回の記事では、「そもそも音痴とはいったい何なのか」、そして「音痴を治すには何をすればいいのか」などを一緒に見ていきましょう。 音痴で悩んでいる方が、この記事を読んで少しでも意識が変わり、自分の好きな歌を人前で思いきり歌うことができるようになることを祈っています。

1. 音痴を治すことはできる

まずは、「音痴とはいったい何なのか」、そして「実は音痴にもいろいろな種類がある」ということを紹介していきます。 しかしその前に、みなさんの意識をまずは変えていただきたいと思います。 「音痴は治すことができる」この意識を持って以下の部分を読んでいただきたいと思います。「私の音痴は一生治らないから、人前で歌うのはやめよう」と思っていた人も、音痴は治せるものです。 今までの勘違いをまずは改めましょう。

1-1. 音痴とは

そもそも「音痴」と言っても、一言で表すことはできません。この記事では、「自分でうまく音程を取ることができない人」を総じて「音痴」と表現していますが、それだけではありません。 音程だけでなく特定の感覚が少しずれている人も「音痴」と表すことがあります。例えば、「方向音痴」という言葉がこの例に当てはまります。 しかし、ここでは「音程を取ることができない音痴」を取り扱っていこうと思います。 ここで疑問が出てきます。それは、「どうして音痴になってしまうのか」、そして「どうして上手に音程を合わせることができないのか」ということです。 まとめて「音痴の原因」と表現してもいいかもしれません。 音痴になってしまう原因としては、いろいろなものが考えられており、どれが正解というものはありません。音痴の方は、どれかの原因が当てはまるはずです。 複数の原因に当てはまる方もいるかもしれません。以下でなるべく細かく紹介しますので、自分の音痴の原因を探ってみてください。

・耳が悪い

最初の原因として考えられるのは、「音を聞く能力が人より劣っている」というものです。 つまり「耳が悪い」ということですね。もちろん「音が聞こえない」という意味ではなく、そもそもオクターブ下がっていたり上がっていたりする音を正確に聞き取れていないのです。 すべてがだいたい同じ音に聞こえている、と言ってもいいかもしれません。 聞こえていない音を自分で歌って再現することは不可能なので、どうしても原曲とは違う音程で歌ってしまうことになります。 自分では音痴だと思っていなかったけれど、周りの友達などに「音程ずれてるよ」などと指摘されて音痴だと自覚した方は、このパターンであることが多いです。このケースでは、「聞き取れていない」だけであって、「表現力はある」という場合もあります。そのため、正確に音を聞き取ることさえできれば、音痴は一気に改善するかもしれません。

・音域が狭い

次は先ほどの例とは真逆の原因です。 「音は正確に聞き取れているけれども、音域が狭くその音を再現することができない」というものです。歌っている自分でも、「こんな音程じゃない」と気づいている場合が多く、周りに言われるよりも早く「私は音痴だ」と自覚している方が多いです。 音程がずれていることに気づいてしまうため、気持ち良く歌うことができず、心理的なストレスは先ほどの例よりも大きいかもしれません。 このケースでは、「得意な音域」を持っている人も多いので、その音域内で歌うことができる曲を見つければ、ある程度周りの人に聴いてもらえる歌になることが多いです。しかし、歌う曲に制限ができてしまうというのはつらいですよね。

・音程をコントロールできない

次に原因として考えられるのは、「音を聞き取ることはできるし、その音を出すことはできるけど、自分が思っている音程で表現することができない」というものです。要は、自分が頭で思い描いている音程と、実際に口から発せられる音がずれているというものです。 音痴の方では、この原因で悩んでいる方が多いような印象を受けます。自分が思っている通りに歌えないということで、そのストレスは非常に大きなものになると思います。 これが続いてしまうと、どうしても歌うことを避けるようになってしまいますよね。

1-2. 生まれながらに音感がゼロの人はほとんどいない

しかし安心してください。生まれながらに音感がゼロという人はほとんどいません。そのため、上記のような原因があったとしても、多くの場合音痴は治すことができます。

2. 音を正確に聞き取ることができない音痴の治し方

まずは音を聞き取る能力が劣っている場合の対処法を見ていきましょう。 大事なことは、「とにかく正しい音を聞く」ということです。 音を聞く力を養うために、何度も同じ曲を聞きましょう。自分が好きな曲で構いません。 正確な音をなるべく体に覚えこませたら、自分の歌声を録音して聞き比べましょう。どれくらいずれているのか確認するのです。 この作業を繰り返すことで、少しずつ正確な音が分かるようになります。

3. 音域が狭い音痴の治し方

音域が狭いため音痴になってしまっている方は、まず自分の音域がどれくらいなのか、そしてその音域で歌える曲をさがしましょう。これだけでストレスを多少改善することができます。 それができたら、音域を広げるために「ボイストレーニング」をしましょう。ボイストレーニングと言ってもスクールなどに通う必要はありません。 教則本やインターネットの情報でも十分なのでぜひ行ってください。

4. 声をコントロールできない音痴の治し方

最後は音程をコントロールできない方の音痴の治し方です。 大事なのは、正確な音程で繰り返し歌うことです。短いフレーズでもいいので、同じ部分を繰り返し歌い、それを録音してください。 終わったらそれを聞いて、その音が自分のイメージとどう違うのか確認します。次は、そのずれを修正しながら歌います。これを繰り返すことで、少しずつ自分のイメージしている音と、歌う音が一致するようになります。

5. まとめ

いかがだったでしょうか。音痴だからといって、過度に歌を避ける必要はありません。音痴は治すことができます。それを胸に刻んでいただければと思います。