公開日:2024年05月22日

更新日:2025年06月30日

初めてのボイトレのやり方はコレでOK!歌が上手くなる5つの練習法

ボイストレーニング

「歌が上手くなりたいけど、ボイトレって何をしたらいいの?」
「ボイトレをしてカラオケで高得点を取りたい!」
「必ずレッスンに通わないとボイトレってできないのかな?」


歌が上手くなりたい方の中には、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。とくにボイトレが初めてという方は、何から手をつけるべきかわかりませんよね。


歌唱力アップのためのボイトレは、毎日こつこつと練習を継続することが大切です。ただし、独学ではなく、正しい知識や練習方法を身につける必要があります。


この記事では、ボイトレ未経験者でもわかりやすい5つの練習方法を詳しく解説します。あわせて、ボイトレに関する基礎知識やボイトレをする際の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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ボイトレとは?

ボイトレとは「ボイストレーニング」の略で、声や話し方をよくするためのトレーニングを指します。歌手や声優、アナウンサーなど声を仕事にしている方や、これらの職業を目標にしている方が取り組むトレーニングです。


近年では、趣味の1つとしてレッスンを受ける方も増えています。とくに多いのが、カラオケでの歌唱力アップを目指している方です。ボイストレーニングに通うと、自分では気づけなかったポイントを指摘してもらえるため、歌の上達につながりやすいのです。


出典:早稲田大学リポジトリ|ボイストレーニングを活用した 初級日本語クラスの教室活動PR TIMES|ボイストレーニング教室に通う目的は?実際に利用したことがある男女153人に調査!

ボイトレをやる前に準備すること

では、実際にボイトレを始める前の必要な準備について解説します。ボイトレはスポーツと同じで、準備を念入りにおこなうことが大切です。しっかり体をほぐして準備を整えましょう。

ストレッチ

ボイトレ前のストレッチの目的は、体の緊張状態をほぐすことです。体がこわばった状態のままトレーニングしてしまうと、声が上手く出せず、むしろ変な癖がついてしまうことも。リラックスした状態をつくりましょう。


とくにストレッチでほぐすと効果的な部位は以下の3つです。


部位

効果

首周り

喉元の血流をよくする

左右にゆっくり回す。首をかしげたり天井を見上げて筋を伸ばしたりする。

全身をリラックスさせる

両手を組んで高く上げ、思い切り腕を伸ばし、一気に腕の力を抜いてストンと下に落とす。

股関節

可動域を広げて体の重心を安定させる

あぐらをかいて足の裏同士を合わせる。深呼吸をしながらゆっくりと前に倒し、少し痛いところで30秒ほどキープする。


体が少しあたたまるまで、ゆっくりストレッチを繰り返しましょう。ストレッチに厳格なルールはないので、上記の部位以外もほぐしてみてくださいね。

姿勢づくり

ストレッチをして筋肉がほぐれたら、次のような順番で姿勢をつくります。


  1. 1
    肩幅くらいに足を開き、足の裏全体に体重をのせる
  2. 2
    背筋を伸ばして立ち、両腕は力を入れずに自然にたらす
  3. 3
    膝を張りすぎず、緩めるイメージで立つ
  4. 4
    まっすぐ前を見て、あごを少しひく


正しい姿勢をつくることを意識しすぎて、体がこわばらないように気をつけましょう。緊張して固まってしまう場合は、肩を上げ下げするなどして、リラックスして立ってみてください。

腹式呼吸

腹式呼吸では深く息を吸うため自然に吐く息の量が増え、喉に負担をかけずに高い音や伸びのある声を出せます。息継ぎの回数や声量にも関係し、表現力を上げるのに役立つので、ぜひ身につけましょう。


腹式呼吸は、息を吸ったときにお腹がふくらみ、吐いたときにお腹がへこみます。感覚をつかむのが難しい場合は、仰向けに寝転んでみましょう。横になると自然と腹式呼吸になるため、慣れるまでその状態で練習するのがおすすめです。


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歌が上手くなるボイトレのやり方5選 

ここからは、ボイトレの具体的なやり方を解説します。毎日こつこつと継続することが上達の近道です。それぞれの練習でどのような力がつくのかしっかり理解して、ポイントを意識しながらやってみましょう。


1. リップロール  

リップロールは、唇を吐く息で振動させて音を出す方法です。口周りの筋肉や声帯をリラックスさせ、声を柔らかくする効果があります。プロのアーティストも本番前に取り入れる、ボイトレの基本となるメニューです。


リップロールの基本トレーニングは以下の通りです。


  1. 1
    軽く唇を閉じる
  2. 2
    呼吸を整える
  3. 3
    ゆっくり息を吐き唇を振動させる
  4. 4
    振動を継続させる


ポイントは体に力を入れすぎないことです。唇を振動させ続けると体が力んでしまいがちですが、リラックスした状態を意識しましょう。


振動を継続できるようになったら、音を出しながらリップロールをしてみましょう。いろいろな音程でやってみたり、音楽に合わせておこなってみたりするのもおすすめです。

2. タングトリル

タングトリルとは、舌を振動させて音を出す方法です。いわゆる「巻き舌」で、舌や舌の根元が脱力するので、喉が開きやすくなる効果があります。音程や滑舌もよくなるので、ぜひやってみてください。


やり方は以下の通りです。


  1. 1
    舌先を上の歯の裏側に置く
  2. 2
    呼吸を整える
  3. 3
    息を吐きながら舌を震わせる


ポイントは脱力した状態で発声することです。難しい場合は「ラ」と言いながらやってみましょう。舌先を上の歯の裏側に置いたままゆっくり「ララララ‥‥」と言うと、舌の動きがわかります。脱力し、息の流れにまかせるような意識でやってみてくださいね。

3. 舌ストレッチ

舌ストレッチは、舌の筋肉を鍛えるトレーニングです。舌の筋肉を鍛えることで、舌の位置をコントロールできるようになります。すると口の中の空間を大きく確保でき、よく響く歌声を出せるようになります。


トレーニング方法は以下の通りです。


【STEP1】

  • 口を開けて舌をできるだけ前に伸ばし、数秒間キープする
  • 舌を左右に動かし、それぞれ数秒間キープする
  • 舌を上に向け、口蓋(上あごの天井部分)に触れるようにして数秒間キープする
  • 舌を下に向け、下の歯茎に触れるようにして数秒間キープする


【STEP2】

  • あっかんべーの状態で舌を一番下まで出す
  • そのまま「エ」と言い、その次に「オ」と言うのを繰り返し、舌が上下に動く感覚をつかむ
  • 舌が上下に動くのを実感できたら、「エ」と「オ」だけでチューリップを歌う

(例)「さいた~さいた~♪」を「エオエ~エオエ~♪」で歌う


舌ストレッチのポイントは少しずつ進めることです。この練習だけでも、かなり舌が疲れるでしょう。あまり無理しすぎず、自分のペースにあわせて徐々におこなってくださいね。

4. ストロートレーニング

ストロートレーニングは、ストローを使って喉の筋肉を鍛えるトレーニングです。呼吸筋の筋力アップ、声帯にかかる負担軽減といった効果が期待できます。また、喉頭が下がって口の中の空間が広がるため、歌うときの音域を広げる効果もあります。


やり方はとてもシンプルです。以下の手順でやってみましょう。


  1. 1
    ストローをくわえて、「ウー」と声を5秒続けて出す
  2. 2
    「ウー」で低い音から高い音、高い音から低い音へと音程の変化をつける


ストローを使用することで、呼吸に負荷がかかります。やりすぎると酸欠状態になることもあるため気をつけましょう。


慣れてきたらコップに水を溜め、ストローを2cmほど水に入れてやってみてください。難しい場合は太めのストローを使って練習するのもおすすめです。

5. 表情筋トレーニング

表情筋トレーニングは、顔の筋力や柔軟性を向上させるためのトレーニング方法です。表情筋を鍛えることで、喜怒哀楽の表現が豊かになり、歌に感情をのせやすくなります。声が明るくなったり、高い音が出しやすくなったりする効果も期待できます。


練習方法は以下の通りです。


  1. 1
    顔の周りを円を描くようにマッサージし、表情筋をリラックスさせる
  2. 2
    鏡を見ながら口を大きく開けて、「あ・え・い・う・え・お・あ・お、か・け・き・く・け・こ・か・こ‥」と五十音を使って発声する
  3. 3
    2を割り箸をくわえながらやる


ポイントは、とにかく顔面全部を大きく使うことです。表現力や歌唱力のアップだけでなく、顔の筋肉が引き締まることで見た目にも嬉しい変化が期待できます。やり方はとても簡単なので、毎日こつこつおこないましょう。


【関連記事】自宅ボイトレのススメ!音を気にせず手軽にできる効果的な6つの練習法

ボイトレのやり方で気をつける4つのポイント

ボイトレのやり方で気をつけるポイントは、以下の4つです。



一生懸命取り組んだ練習が無駄にならないように、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 目的意識をもって取り組む 

ボイトレで大切なのは、目的意識をしっかりもって練習することです。「このトレーニングをすると〇〇の力がつく」など、身につけたい力を明確に理解することがとても大切です。何のための練習かわからないままおこなってしまうと、効果自体も半減します。


それぞれのトレーニングの目的や効果を理解できるようになれば、コンディションに合わせた練習内容を自分で組み立てることも可能です。「今日は高い声が出にくいから、あのトレーニングをしてみよう」など、効率的に練習できるようになりますよ。

2. リラックスした状態でおこなう

ボイトレで最も大事なのが、リラックスした状態でおこなうことです。実は、歌を歌う上で一番の大敵と言えるのが「緊張」です。緊張状態にあると無駄なところに力が入ってしまい、力を入れたい部分に必要な力を入れられなくなります。そのため、体をほぐすストレッチなどのウォーミングアップは非常に大切です。


また、体だけでなく心を落ち着かせるために、ハーブティーなどの刺激の少ないホットドリンクを飲むのもおすすめです。

3. 独学の方法ではやらない

ボイトレは、独学の方法でやることをおすすめしません。自分の歌や発声方法を客観的に判断し、何が課題かを気づくのはかなり難しいことです。自己判断で練習を進めてしまうと、のどを痛めてしまったり、練習しても結果的に遠回りになったりするリスクも伴います。


最もおすすめなのは、プロに教わること。たとえば、Beeボーカルスクールのようなボイトレ教室に通うこともおすすめです。的確な判断と指導の下、トレーニングを効果的に進めることができます。


ただ、独学もデメリットばかりではありません。現代はインターネットに豊富な情報があり、低コストで学べるメリットがあります。デメリットを考慮した上で、情報をうまく取り入れながらボイトレを進めてみてください。

4. 自分の歌を客観的に聞く

自分の歌を客観的に聞く機会を設けることが大切です。ボイトレは、不足している技術や苦手なところを鍛えることに意味があります。


自分の歌声やボイトレの様子を録音して、自分で聞く時間を定期的に設けましょう。スマートフォンアプリには簡単に録音できるものもあるので、いろいろ試してみるのもおすすめです。

ボイトレのやり方が身につくおすすめアプリ3選

ボイトレはレッスンに通うのが最も効果的ですが、空いた時間を利用して自宅でも練習したいですよね。そんなときにはアプリを使うのがおすすめです。


この章では、ボイトレのやり方が身につくアプリを3つご紹介します。上手に活用して、ボイトレのやり方を身につけましょう。

1. 毎日ボイトレ 

「毎日ボイトレ」は、26年間で1万人以上を指導した実績のあるATOボーカルスクールがリリースした無料ボイトレアプリです。ほとんどの機能が無料で使用でき、練習メニューが豊富なので毎日こつこつと取り組みたい方にぴったりです。


このアプリのポイントは「歌声解析機能」がついている点です。自分の歌声を可視化できるため、得意不得意を把握することができます。また、音域、声量、ロングトーンを毎日測定でき、成長を実感できるプログラムになっています。練習メニューも豊富にあるので、表現力やテクニックを身につけたい方にもおすすめのアプリです。


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2. Voick

「Voick」は、ボイトレを気軽に始めたい初心者の方向けのアプリです。レッスンに通いたいけど時間やお金をかけたくない方や、ボイトレそのものが初めてという方向けの内容になっています。


このアプリの特徴は、とても簡単にレッスンに取り組めることです。操作がシンプルなので、初めての方も安心して練習ができます。また、講師と自分の歌声を比較する機能や、音域・ビブラート・音程の正確性を判定できる歌声診断の機能も。手軽にさまざまなトレーニングを試せるのが嬉しいポイントです。


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3. Pokekara

「Pokekara」は、本格採点機能を無料で体験できるカラオケアプリです。ボイストレーニングで身についた力を、実際の歌で評価するときに使用するとよいでしょう。


基礎トレーニングのプログラムは入っていません。カラオケの採点機能で自分の歌を客観的に聞くことができるので、ボイストレーニングの効果を自分で確認したいときに利用してみてください。


Pokekara|Pokekara‐ポケカラ 公式サイトへようこそ!

正しいボイトレのやり方を身につけて歌唱力をアップしよう!

この記事では、初心者にもおすすめの歌が上手くなる基礎的なボイトレのやり方を5つご紹介しました。ボイトレは少しずつでも毎日継続することがとても大切です。無理のない範囲で練習して、歌唱力アップにつなげましょう。


そして、歌が上達する一番の近道はやはりプロに教わること。Music Planet(ミュージックプラネット)は、有名プロデューサーをはじめとしたプロのクリエイターが、一人ひとりをサポートして歌手活動をバックアップするサービスです。「もっと歌を楽しみたい」「歌手になる夢を叶えたい」という方に、歌手活動に必要なサポートと環境を提供します。


オーディションは20~49歳が対象で、応募条件は「歌をほめられた経験」のみ。仕事をしながらの活動も可能です。ミュージックプラネットのオーディションをきっかけに自分の歌声の可能性を広げてみませんか?一歩を踏み出したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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