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独学でジャズギターは覚えられるのか?独学と教室通いのメリット・デメリットを公開!

「ジャズギターを独学で 覚えることは出来ますか?」 そのような疑問を 感じていませんか? 今回はジャズギターを 独学か教室に通うのかの違いで どのようなメリットや デメリットがあるのかを 徹底解説していきます。 後半ではジャズギターが 他の演奏と何が違うのかを 3つにまとめてお伝えし 独学で一日に 12時間もの練習を行った 世界的有名な ジャズ・ギタリストを ご紹介していきます。 独学でジャズを学ぶのか 教室に通うのか 悩んでいるのであれば 今回の記事を参考に して頂ければと思います。

1. ジャズギターは独学でも習得できるか?

ジャズギターに関わらず 楽器の演奏というのは 独学で習得しようと思えば 習得することが可能です。 一昔前であれば 先生の下で指導してもらわないと 楽器の演奏を マスターすることは 難しかったのですが、 現代ではネットの普及や 初心者向けの入門書の増加により 一人であっても 楽器の演奏方法を 独学で学ぶことが 出来る時代です。 「どのくらいの期間、 練習すればいいのですか?」 という質問の答えは、 どれだけ頑張るのかで 成長速度は全く違ってくるので 決まった答えは存在しません。 ただ、 スクールに通わず 独学で学ぶ。 というやり方で あったとしても ジャズを習得することは 十分に可能です。

1-1. ジャズの特徴

ジャズの特徴は、 『アドリブ演奏』 です。 ジャズの歴史を 遡っていくと、 黒人の方を中心として 演奏されてきたという 過去があります。 ご存知かもしれませんが 以前は黒人の方達というのは 白人から差別を受け続け 奴隷として扱われていました。 その結果、 黒人の方々は 十分な教育を受けられず 文字の読み書きが苦手でした。 当然、楽譜を読むことも出来ません。 そのため、黒人を中心として 演奏されてきたジャズでは 楽譜に頼らずに アドリブでの演奏が 主流となったのです。

1-2. ジャズ演奏の裏ルール

「アドリブということは 適当に演奏すればいいのですね!」 と言うとそういう訳ではありません。 ジャズにも演奏する上で 裏ルールが存在します。 このルールを守る事で 初めてジャズはジャズとして 成立するのです。 「裏ルールというのは何ですか?」 と言いますと、 2つのルールが存在します。

●1つ目のルール:『アドリブ演奏のタイミング』

まず、ジャズの演奏は メロディと伴奏の2つで 曲が成り立っています。 ジャズの演奏中に アドリブを加えるタイミングは ソロ演奏の時だと ルールで決まっています。

●2つ目のルール:『伴奏に合ったアドリブ』

ジャズではソロ演奏の時に アドリブで曲を演奏します。 ただ、 アドリブだからと言っても 演奏する音楽には ルールがあります。 それは、 『伴奏に合わせた演奏』 です。 いくらアドリブでもいい。 とは言っても、 伴奏と全く合わないような 演奏をしてはいけません。 そうしないと 曲に一体感が出ませんし 聴き手からしても ゴチャゴチャとした 印象を抱いてしまい 不快な気分に なってしまいます。

2. ジャズは独学より教室(スクール)に行った方が良い理由

冒頭でもお伝えしたように ジャズを独学で 学ぶことは可能です。 ただ、スクールに行くことで 独学では得られないような 様々なメリットがあります。 ここでは3つのメリットに絞り 解説していきたいと思います。

2-1. 演奏仲間と出会える

スクールに通うことで 同じようにジャズを学びたい! と考えている方と出会えます。 そういった演奏仲間たちと 出会えることによって モチベーションが 高まりますし、 演奏しながらお互いを 切磋琢磨する事が可能です。 もしかしたらジャズ教室での出会いで 一生の親友と巡り合う可能性もあります。

2-2. ジャズギターに大切な基本演奏力が身につく

スクールの最大の特徴は ジャズ演奏の経験のある先生が あなたをサポートしてくれる点です。 一人で教材を見ながら 基礎を固める事は可能ですが 先生の指導の下で 取り組むことで 自分が出来ていない部分、 得意な部分を 指摘してもらいながら 効率的に基礎を 固めることが出来ます。 よくスクールに通うと 上達スピードが 上がると言われますが その理由の1つに 演奏経験者から直接 演奏を教わる事が出来る 素晴らしい環境が 整っているからだと言えます。

2-3. 続けやすい

1つ目のメリットでも お伝えしたとおり スクールに通うと、 あなたと同じように ジャズを学びたいと 感じている方がいます。 中にはあなたと同じ年齢の方も いるかもしれませんし 年齢が離れていても とても気が合う方と 出会える可能性もあります。 そういった気の合う仲間が出来ると 一人で黙々とジャズの練習を行うよりも モチベーションが上がり 継続して練習を 行うことが出来ます。

3. ジャズギターを独学で習得した大物演奏家たち

3-1. パットメセニー

1954年生まれの アメリカ人ジャズギタリストです。 パットメセニーさんは 学生の頃、一日に12時間も ジャズギターの練習を してきたと言われています。 あなたは1万時間の法則を ご存知ですか? どんな分野であっても 1万時間、練習をすれば プロに成長することが出来る。 という法則なのですが パットメセニーさんは 学生の頃に一日24時間の内、 半分の12時間を練習時間に 充てていた事を考えると 1万時間を超えるほどの 練習時間をしてきた事が分かります。 努力の量を考えるとこれだけ有名になったのも 納得できますね。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか? 独学でジャズを覚える事は もちろん可能です。 以前と比べてネットの普及や 専門雑誌の増量により とても学びやすい環境となりました。 ただ、 音楽教室に通うことで 上達スピードが とても速くなりますし なにより演奏仲間と 出会う事が出来ます。 一人で練習するよりも 仲間と共に演奏をすることで 切磋琢磨することが出来ますし モチベーションも上がります。 金銭的な負担は 増えるかもしれませんが 最短でジャズを 上達させたいのであれば 音楽教室に通うことを オススメします。 本気でジャズを 上達させたいのであれば 音楽教室に通い 全力で練習することで ジャズ・ギタリストとしての道を 切り開いていきましょう! あなたがジャズ・ギタリストとして 活躍する日を楽しみしています。