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路上ライブでファンを増やせ!やり方や合法的な制度も紹介

「ミュージシャンとして自分の作った楽曲を聴いてもらいファンを増やしたい」 「プロやメジャーデビューするために知名度を上げたい」 「自分のパフォーマンスを多くの人に届けたい」 そんなアーティストがファンを増やしたり、自分たちの歌を披露する場所はいろいろありますが中でも人気なのが路上ライブ。 路上ライブとは、文字通り路上でライブを行うこと。 ライブハウスやイベントで歌うことももちろん、多くの人にお披露目をする場としてはいいのですが、 やはり「ライブハウスを借りるお金が必要」 「チケットのノルマがある」 「限られた日時でライブを行わなければいけない」 などさまざまデメリットや手間やお金がかかったりします。 この記事では、路上ライブのやり方や注意点について解説していきましょう。

路上ライブはメリットが多い

路上ライブは、好きな場所を選び、好きな時間(多くの人が通行する曜日や時間なども選ぶことができる)で、好きな楽曲と歌声を披露することが可能です。 年齢層や性別など関係なく多くの人が通行するので、ライブハウスなどに普段は足を運ばないような人にも注目してもらうチャンスにもなります。 そんな路上ライブ、どうやってやればいいのか、また行うときの注意点などについてもきちんと知っておきましょう。 そして路上ライブを行っている他のアーティストとも友好的な関係を築いて、路上ライブで自分たちの活動を広めてファンを獲得していきましょう。

路上ライブはどうやってやればいい?

駅周辺や公園、道路などで路上ライブを行っている人を見かけたことがある人も多くいるのではないでしょうか。 週末の人通りが多い時間帯や夜の繁華街など、いろいろな職業や年齢の人が行き交う時間帯を狙って路上ライブを行うことは、自分の歌声を披露し、知名度を上げてファンを増やす絶好の場と言えます。 しかしこの路上ライブ、やってみたいと思ったらどのようにすればいいのでしょうか? 他のアーティストがいつもライブを行っている時間や曜日と重ならないようにスケジュールを調整する必要はあるのでしょうか。 また、路上ライブを行うにあたって場所を使用する許可やお金を払う必要があるのでしょうか。 実際に自分が路上ライブをやってみたいと思うと、いろいろと気になる点が出てきますよね。 この記事では、路上ライブのやり方や気をつけなければいけない点など詳しく紹介していきます。 路上ライブを行う前に、しっかり把握しておきましょう。

路上ライブのやり方と注意点

それでは路上ライブを行うときの方法や気をつけたいことについて見ていきましょう。 うまく活用してトラブル少なく路上ライブを行えば、とても効果的にミュージシャンとしての活動を広めたり知名度をあげたりすることができます。 今や有名アーティストとして成長した人たちの中にも、路上ライブを行っていたグループなどはたくさんあります。 ・大阪で路上ライブを行っていたコブクロ ・地元横浜での路上ライブから有名になったゆず ・神奈川県厚木市周辺で路上ライブを行っていたいきものがかり そうそうたるビッグアーティストも路上ライブを行っていたんです。 路上ライブは、お客さんとの距離も近く反応などもしっかり感じることができます。 また、決まりごとがないので自分の演奏したい楽曲や歌を披露することが可能です。

一般的には路上ライブは違法

いきなりになってしまいますが、路上ライブを無許可で行うことは違法になります。 本来であれば道路上や駅構内や周辺、そして公園などはそれぞれ所有する人や届けを出す管轄が分かれています。 道路の場合は警察、そして駅や公園はそれぞれ鉄道会社や土地の所有者がいるので、路上ライブの許可を取る必要があります。 警察に許可を取らず法律で決められたことを守らずに路上ライブを行っていると、違反の場合には3ヶ月以下の懲役若しくは5万円以下の罰金が課せられる場合も。 それでは届けを出しさえすれば路上ライブが行えるのかというと、そういうわけでもありません。 残念ながら、届けを出しても、路上ライブの許可が下りることはほぼないのです。 つまり、今路上ライブを行っているミュージシャンたちは無許可でライブを行っているケースがほとんどと言っていいでしょう。 しかし許可が下りないまま路上ライブを行っていて逮捕されたり、先ほどのような懲役や罰金を課せられたりすることも、よほどのことがない限りありません。 極端に大きな音を出す演奏をしたり、ライブを行っている場所の所有者や近隣の住民、通行人などから警察に通報やクレームがあったりしない限り、黙認してくれるというのが実態です。 路上ライブを聴くために多くの人が立ち止まり、著しく通行人の邪魔になるなど他の人に迷惑がかかっている、と判断された場合などにも、警察や所有者が来て注意されることがあります。

やりたい場所にまずは足を運ぶ

無許可で注意されるまで路上ライブを自由にやっていいのなら、すぐにでも始めよう!そう思うかもしれません。 しかし、路上ライブをいきなり始める前に、少しリサーチしておく方が、よりリスクが少なくライブを行うことができます。 路上ライブに良さそうなところが見つかったら、まずなるべくいろいろな曜日や時間に足を運んでみるといいでしょう。 通行人はどの曜日や時間帯が多いのか、自分たちの音楽のターゲットになりそうな層はいるか、また他のミュージシャンがすでに路上ライブを定期的に行っているか、など路上ライブを行う前に調べたり確認したりしておきたいことはたくさんあります。 そして自分たちが演奏を行いたい曜日や時間を絞ったら、その時間に他のアーティストがライブを行っていないかも、実際にその日時に行って確認しておきたいですね。 またすでに路上ライブをやっているアーティストを見かけたら、ぜひ声をかけてみてください。 その人たちは路上ライブの先輩です。 自分もミュージシャンでこの場所で路上ライブをやりたいと思っていることや、いつもどのような曜日や時間で路上ライブを行っているのかということを聞いてみましょう。 いきなり話しかけるのがためらわれる…と思う場合は、そのミュージシャンが販売しているCDやグッズを購入したり、投げ銭を入れてから話しかけてみたりするのもおすすめです。

根気強くたくさんの場所で行う

路上ライブは一度だけ行ってもあまり意味がありません。 できれば同じ場所で定期的にライブを行うと通行人の人にも「このミュージシャンは、木曜日の夜いつもここで歌っている」などと認知してもらいやすくなります。 また可能な限りいろいろな場所で路上ライブを行って、幅広い人たちへ自分たちの歌声を聞いてもらうようにしたいですよね。 いくつかの場所で定期的に路上ライブを行えるようになると、固定のファンもつきやすくなります。 そのファンから口コミで他の友達に広がったり、SNSを通して拡散してもらったりすることにも繋がっていきます。 もちろんミュージシャン自身が自分のフェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどのSNSを通して、「○日、○時から〇〇でライブをします!」と発信していくことも大切です。

CDやTシャツなどの販売もして収入を得よう

少しずつ路上ライブのファンが増えてきたり、手応えを感じてきたら自分たちのCDやオリジナルグッズなどを作成して販売したりするのも良いでしょう。 グッズやCDを購入してくれるのは、本当のあなたのファン。 大切にしなければいけない存在です。ぜひたくさんのコミュニケーションを取ってください。

路上ライブに必要な機材とは?

路上ライブを行うのに必要な機材は何でしょうか。 最低限必要なものはマイクとアンプです。 路上ライブで周囲にいる人たちに直接歌声を聞いてもらうのですが、やはり車や人々の話し声、雑踏の騒音などがどうしても気になるので、マイクは必要でしょう。 アンプも小型で持ち運びできるようなものを用意しておくと便利です。 路上で行うので小スペースで設置できるもの、持ち運ぶことも考えてコンパクトで電源が長持ちするタイプを選ぶのがおすすめです。

路上ライブは合法的に堂々とできるところで!

東京や近郊でもきちんと手続きをすれば、合法的に堂々と路上ライブを行える場所がいくつかあるので紹介しましょう。 地域や公園などで、それぞれ若手のミュージシャンを応援しバックアップする制度ができています。 登録をすればミュージシャンとしてライブを行うことができるので、ゲリラ的な路上ライブではなく、こちらを活動の拠点にしましょう。

井の頭公園アートマーケッツ

東京都にある井の頭公園では「井の頭公園アートマーケッツ」というストリートパフォーマンスやハンドメイド作品の販売、路上ライブを登録制で行える事業があります。 登録して「アートキャスト」になると1年間、井の頭公園でライブを行うことができます! 毎年12月上旬に募集が開始され、翌年2月に応募結果が届きます。応募が多数の場合は抽選に。 登録料は年間で12,000円、未成年の場合には親の同意が必要になりますが、知名度も人気も高い井の頭公園で合法的に路上ライブができるというのは大きなチャンスです。 ぜひ申し込みをして年間のライブの権利を手に入れましょう。

音街かしわ

千葉県の柏駅前で路上ライブができる音街かしわというイベント。 毎年秋行われる音楽イベントです。 柏駅の東口のダブルデッキで開催していて、イベントには地元出身のサンプラザ中野、パッパラー河合バンド、さらに柏にゆかりのあるアーティストや柏を拠点に頑張っている若手ミュージシャンなどが集まり、大々的に行われています。 2015年度から、柏市のストリートミュージシャンの認定制度ができました。 柏の音楽の原点でもあるストリートミュージシャンのサポートをする制度で、登録したアーティストは、駅前で路上ライブを行うことができるようになります。 ライブの時の注意点がいくつかあり、下記のようなルールが設けられています。 ・発電機、アンプ、ドラムを使用しないこと ・演奏場所は柏駅東口ダブルデッキ上のみ ・演奏時間は午前11時~午後10時30分まで ・2m×3m区画内で演奏し、交通の妨げにならないこと ・掃除をすること ・販売行為をしないこと 柏市公認で路上ライブを駅前で行えるのはとても大きなメリットですよね。 申し込みは音街かしわのホームページから行うことができます。

ヘブンアーティスト

東京都が実施している制度で、登録アーティストになると、都内54施設72か所で行われる路上イベントに出演することができるようになります。 オーディションライブが開催されるので、そこで合格すれば登録アーティストになることができます。 オーディションは年に一回。 応募したアーティストのうち受かるのはかなり少数ではありますが、都内各地での路上イベントに出演できるのはかなり強力な宣伝効果を発揮しますし、知名度を上げることができるのは間違いありません。 ぜひ登録できるまでチャレンジし続けたいですね。

すみだライブ

墨田区の錦糸町でも許可をもらって路上ライブを行うことができる制度があります。 「すみだライブ」では、音楽という芸術を尊重し、アーティストが違法と知りながらも路上ライブを行ったり物販の販売をすることは推奨しがたい、だからこそ、許可制で路上ライブを行えるような制度を設けています。 登録するためには、216円を1年分支払う必要がありますが、会場でのライブだけではなく物販の販売も許可されているので、アーティストの活動を応援してくれる嬉しい制度です

路上ライブは知名度を上げるために欠かせないツール・節度を持って利用しよう

路上ライブはアーティストにとって自分の歌を聞いてもらい、ファンを増やせる絶好の場所ですが、肩身が狭いところがどうしてもあります。 しかし、少しずつストリートミュージシャンや若手のアーティストを応援しようという市や地域の制度もできてきています。 これらは手続きを取り登録をすれば合法的に堂々とライブを行うことができます。 そんな地域のサポートを上手に活用しながら、ファンを獲得していきましょう。

路上ライブの次は「オーディション」を受けてみよう!

「MUSIC PLANET」が主催している「新人ボーカル発掘オーディション」をご存知でしょうか? 通常の歌手オーディションでは、事務所に所属できた後も、 まずはボイストレーニングだけだったり、様々な下積みが必要な場合もあります。 しかし、「MUSIC PLANET」が主催している「新人ボーカル発掘オーディション」は、 未経験者でも歌手活動を行うための充実したサポートを受けられます。 1.プロデューサーによる個人面談 2.あなただけのオリジナル楽曲提供 3.あなたの楽曲がCDに! 4.専属マネージャーを配属 5.プロトレーナーによるボイストレーニング! 6.オリジナル楽曲をカラオケで配信! 7.オリジナル楽曲を音楽配信サイトで配信! 8.プロのカメラマンがアーティスト写真を撮影 9.なんと…LIVEにも出演! この「MUSIC PLANET」の歌手オーディションは、
  • 20〜49歳までの歌手を目指す男女
  • 心身ともに健康な方
  • 経験不問!
  • 日本国籍、または日本永住権がある方
と、歌手オーディションの条件も「ほとんどの人が受けられる」幅広さです。 オーディションの会場も、
  • 東京(渋谷)
  • 大阪(心斎橋)
  • 福岡(天神)
と、日本全国で開催しています。 さらに合格後の9つの特典を受けられる場所はもっと幅広く、
  • 東京
  • 福岡
  • 大阪
  • 名古屋
  • 札幌
  • 広島
  • 仙台エリア
と全国各地にあります。 ですので、 「地元で頑張りたい」 「金銭的にすぐ引っ越ししたり、遠くまで通うのは難しい」 という人でも、安心して合格後のサポートを受けることができます。 もちろんボイストレーニングは、プロのトレーナーによる本格的なレッスンです。 今までの自己流の練習とは大きく違った内容で、 充実した練習ができること間違い無し! 歌手オーディションは無料で受けられるので、 必要なのは会場までの交通費のみ。 現在の練習方法に不安があったり、 「プロのボイストレーニングを受けたい!」 「本格的なレコーディングを体験してみたい」 「路上ライブで鍛えた歌声を試したい!」 と思っている人には、ぴったりのオーディションではないでしょうか? ぜひ、オーディションに参加して、 歌手としてステップアップしましょう!