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ボイトレで「こぶし」をマスター!表現力をアップするための練習方法とは?

上手に歌を歌いあげる方の中には、「こぶし」をきかせるテクニックを使用している方もいます。演歌を聞いていると、「こぶしがきいている」という評価がありますが、具体的にこぶしのきかせ方が分からないという方もいるのではないでしょうか。 こぶしは、ボイトレでマスターできます。習得すれば歌の表現力がアップするでしょう。そこでこの記事では、こぶしをマスターするための練習方法を紹介します。

ボイトレで「こぶし」をマスターしよう!

こぶしをきかせて歌を歌うことが苦手な方もいるでしょう。きちんとしたボイトレを行えば上達を望めます。まずは、こぶしに対する知識を深めましょう。こぶしの定義や種類、効果などの具体的な知識を得ることで、こぶしを効率良くマスターできます。

こぶしとは?

こぶしは漢字で「小節」と書きます。演歌歌手がよく使っている、歌の節の中で抑揚をつける歌い方です。もっとも、歌い方のテクニックのひとつなので、演歌歌手以外の歌い手も使用しています。J-POPはもとより、R&Bなどでも広く使用されているテクニックです。 表現力を豊かにする歌い方だといえますが、ある程度の慣れも求められます。未熟なままこぶしをきかせて歌うと、音程が不安定になる恐れもあるからです。

こぶしの種類

こぶしは、1種類だけではありません。大きく分けて3種類あります。自分がどのこぶしをマスターしたいのか、練習する前に把握しておきましょう。 1.1種類の声区を使用する方法 演歌歌手がよく用いる、もっとも一般的といえる方法です。地声で歌の節に抑揚をつけます。 (2)2種類の声区を使用する方法 地声で歌いながら、裏声を使って声区を瞬間的に変えるこぶしです。1種類の声区を使用するよりも高度なテクニックが必要になります。 (3)メリスマ 日本よりも海外、主に洋楽の歌手が使用するテクニックです。フレーズの語尾などが複雑に揺らぐ歌い方で、高速で音階を変えるのが特徴といえます。難易度は高く、最初からメリスマに挑戦するのは難しいかもしれません。

こぶしとビブラートは何が違うの?

声を震わせる歌い方のひとつに「ビブラート」があります。こぶしと混同されがちですが、別のテクニックです。歌唱レベルを上げるにはふたつのテクニックの使い分けが求められます。どのような違いがあるのか、それぞれの特徴を表にまとめました。  

震わせる音

変化の付け方
こぶし 決まりがない

徐々に音を上げたり下げたりするなど、不規則

ビブラート

決められている

規則正しく、細かい高低を繰り返す

  歌声の高低を精密に付けるビブラートに対して、こぶしは不規則に変化させるのが特徴といえるでしょう。力強さを表現する歌では、こぶしを使ったほうが向いているかもしれません。

ボイトレでこぶしを練習するメリット

こぶしは、演歌だけでなく、さまざまな楽曲を歌う際に利用できるテクニックです。「自分のスタイルとして使わない」という方もいるかもしれませんが、こぶしを習得することでたくさんのメリットを得られます。具体的にどのような利点があるのか、主なものを確認しましょう。

歌がうまく聞こえる

演歌歌手の歌声を聞いて、「心に染みる……」と感じる方もいるでしょう。その感覚は、こぶしのきいた歌声による「余韻」が生み出したものです。歌に余韻があると、歌が終わった後も耳に残るような効果を期待できます。歌の余韻とともに歌の歌詞が残り、歌がうまく聞こえます。

表現力が豊かになる

それまでは正確な音程やリズムで歌っていたフレーズを、こぶしという新たな武器を使って歌えるようになります。次第に使いどころなども分かるようになり、表現力がどんどん豊かになっていくでしょう。 抑揚のある歌い方ができるようになることで、個性に磨きがかかることが期待できます。強調したいフレーズや、思い入れのある歌詞をこぶしで表現することで、新たな発見や成長につながるかもしれません。

カラオケで加点される

多くのカラオケには採点機能が搭載されています。点数がはっきり出るので苦手に思っている方もいるかもしれませんが、こぶしの習得はカラオケの採点にも有利になることがあります。 一般的に、カラオケの採点システムは加点方式です。音程の正確性や表現力、安定性など、加点対象は複数あり、それらの総合得点が結果となります。こぶしもその加点対象のひとつです。こぶしの習得の確認にもカラオケで腕試しすることをおすすめします。

理想的なこぶしとは?

こぶしというテクニックは、音程の高低を瞬間的に作り出す歌い方です。この定義通りの歌い方ができるなら「こぶしを覚えた」といえますが、理想的なこぶしといわれるには、もう少し定義を付け加える必要があります。 大切な点はふたつで、「音程を階段のように正確に揺らせること」「音程を瞬間的に揺らして発声すること」です。どちらが欠けても不安定で、散漫な印象を与えてしまいます。ただこぶしを身につけるのではなく、きれいで理想的だといわれるこぶしを目指しましょう。

こぶしをマスターするための練習方法

歌の表現力アップにこぶしの習得は欠かせません。しかし、やみくもにボイトレを行っても効率が悪いので、ポイントを押さえて練習する必要があります。ここで紹介するのは、こぶしをマスターするための具体的な練習方法の一例です。自分に合う練習法を見つけて、ぜひ取り入れてみてください。

母音部分を2回歌う

こぶしをマスターする上で基本となるのが、こぶしをきかせたい歌詞の語尾の母音を2回繰り返す歌い方です。例えば、「最高の夜」という歌詞だった場合、「夜(よる)」の「る」を伸ばすと「う」になります。 この「う」を2回繰り返して歌いましょう。分かりやすく平仮名にすると、「さいごのよるうぅ」です。2回繰り返すときに、音程を上下させることで、こぶしをきかせられます。

実際に拳を握って歌う

こぶしをきかせるには、瞬間的に音程を上下させる必要があるので、瞬間的なパワーが要ります。手っ取り早いのは、手のひらをグッと握りしめて拳を作ることです。一瞬で体にグッと力が入ります。 拳を握って歌うことの効果は、演歌歌手を思い浮かべると納得できるのではないでしょうか。あれは演歌歌手特有の癖などではなく、こぶしをきかせるためのテクニックという訳です。こぶしをきかせたい語尾の部分で、実際に拳を握って歌ってみると効果を実感できるでしょう。

腹式呼吸をする

こぶしをきかせて歌うには、腹式呼吸が必要です。お腹に力が入るので、こぶしをきかせやすくなるでしょう。腹式呼吸の方法は次の通りです。 1.お腹を膨らませながら息を吸う 2.ゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませていく これを繰り返し行います。うまくできない方は、風船がお腹に入っている状態をイメージしてみるとよいでしょう。風船を膨らませるイメージでゆっくりと吸い、今度は風船をしぼませるイメージでゆっくり吐き出します。焦らずに呼吸するのがポイントです。

歌詞にも注目する

こぶしをきかせることは感情の表現にもつながるため、歌詞にも注目して練習するとよいでしょう。歌詞の意味をよく理解していると、こぶしが必要なところとそうでないところが分かるようになります。歌の情景を想像でき、歌詞のストーリーに合わせたこぶしのきかせ方ができるようになるでしょう。 現段階の目的はこぶしを習得することですが、最終的な目的は人を感動させる歌を歌えるようになることです。本番を想定してボイトレをすることで、早い上達を期待できます。

ボイトレの成果を示すなら!「MUSIC PLANETの新人ボーカル発掘オーディション」

歌を歌うことが好きで、ボイトレなどを積極的に行っている方であれば、その成果をどこかで試したいと思うかもしれません。こぶしをマスターした方ならなおさら、次のステージに進んでみたいと考える方もいるでしょう。 そこで紹介したいのは、MUSIC PLANETが主催するオーディションに応募して歌手を目指す方法です。応募するとどのような流れになるのか、一通り解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新人ボーカル発掘オーディションとは?

MUSIC PLANETが主催している新人ボーカル発掘オーディションは、業界では初となる完全遠隔でのオーディションです。わざわざオーディション会場へ足を運ぶ必要はなく、スマホなどで歌声を録音して送るだけで済むので、自宅からでも気軽に参加できます。なお、参加費は無料です。 応募する対象者は幅広く、20歳~49歳までの歌手を目指す日本人または日本永住権がある方に門戸が開かれています。経験も不問です。心身ともに健康な方なら、どなたにもチャンスがあります。

合格者には豪華特典がついてくる!

オーディションに合格した方には、豪華な10の特典があることに注目です。合格すると、まずプロデューサーと個人面談の機会が得られます。 有名音楽プロデューサーにオリジナル楽曲を提供してもらえたり、その曲をカラオケ店で発信してもらえたりするなど、デビューを直接的に後押ししてくれる特典も見逃せません。他にも、歌手になるまでの道のりを全力でサポートする特典ばかりなので、得られるメリットは大きいでしょう。

活動を後押し!充実サポート付き

MUSIC PLANETの新人ボーカル発掘オーディションは、夢を応援してくれるだけではありません。MUSIC PLANETが主催するLIVEイベントへの出演や、売り上げをフルバックする専用ライブハウスの無料使用権の提供など、実質的なフォローシステムを整えています。 情報発信の拠点ともなる公式サイトの作成も、MUSIC PLANETが支援してくれるので安心です。歌手としての活動を後押しするサポート体制のもと、一流のアーティストを目指しましょう。

まとめ

こぶしをきかせる歌い方を習得すれば、表現力の幅は今以上に広がります。そのために欠かせないのは、日々のボイトレです。こぶしが苦手な方や初心者の方でも、きちんとした練習をすればマスターできるでしょう。 こぶしを効果的に使えるようになれば、その実力をオーディションで試してみてはいかがでしょうか。MUSIC PLANETの新人ボーカル発掘オーディションなら、自宅からでも簡単にオーディションを受けられます。才能が認められ、本格的な歌手活動につながるかもしれません。 歌手としての成功を後押しする充実のフォロー制度も整っています。歌うことが好きな方、歌唱力に自信のある方は、ぜひ新人ボーカル発掘オーディションにご参加ください。