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独学でプロのギターリストになる為の具体的なステップと知っておきたい『ある』心構え

「独学でもプロのギタリストに なることは可能なのでしょうか?」 今回は独学からプロの ギタリストになるためには どのような手順を 踏んでいけばいいのかを 具体的に解説していきます。 さらに、 プロを目指すために 知っておきたい心構えや 独学からプロデビューを果たした アーティストも公開していきます!

1. ギターを独学で身につけてプロになるまで

ギターはスクールに 通わなくても 独学で習うことで 確実に上達します。 独学からどのようにして プロのギタリストになるのか 具体的なステップを 解説していきます。

1-1. 必要な道具

まずは揃えたい道具から 解説していきます。 まずは演奏道具である ギター本体は確実に用意しましょう。 最低限、ギターがあれば 練習を行えます。 ギター以外で用意するとしたら ギターのコード表など ギターに関する教材があると 練習する際に助けになります。 その他に合ったほうがいい 役立つ機材は以下の2つです。 ・『ピック』: ギターの弦をはじく爪のこと。 ・『チューナー』: ギターの音程を合わせる機械 この2つも出来るだけ 揃えるようにして ギターの演奏を 始めていきましょう。

1-2. 練習の具体的な方法

独学でギターを上達させるためには まずは教材で基礎部分を勉強しましょう。 練習方法は 4ステップあります。

●ステップ1:『コードを覚える』

書店やネットで ギターのコード表が一覧で 載っている冊子を購入しましょう。 ギターを弾くためには まずはコードを覚える必要があります。 どのコードを弾くことで どんな音が出るのか。 初めは目で一つ一つ確認しながら 冊子とコードを見比べ 練習を行いましょう。

●ステップ2:『アコギにチャレンジ』

基礎的なコードを動きを元に アコギでゆっくりでかまいませんので 弾いてみて下さい。 ワンフレーズでも良いですし 慣れてきたら 一章をまるまる弾きましょう。 アコギで行う練習では あなたのペースで練習出来るので コードを使う練習には最適です。

●ステップ3:『音楽に合わせて演奏する』

ある程度アコギで コードの動かし方を覚えたら 実際に音楽に合わせて 弾いてみましょう。 初めはゆったりとした リズムの曲で練習していき 音に合わせて弾けるように 何度も練習を繰り返しましょう。 慣れ来たら少し早めの テンポの曲に挑戦していきましょう。 最終的には一つ一つ コードを見ること無く 曲に合わせて演奏出来るように 調整していきましょう。

●ステップ4:『プロの演奏を見る』

出来れば生の演奏を 見ていただきたいのですが 時間的・金銭的に 難しいという場合は ネット上に上がっている動画などで ひたすらプロの演奏をみましょう。 プロのギタリストとして 活躍していくのであれば プロとして活躍している 人物の演奏を確認することは 上達を早めるコツです。 実際にプロの演奏を見て 「こんな演奏はオレには出来ない…」 と感じるかもしれませんが そんな事はありません。 あくまで今のあなたにとっては 難しいというだけであって これからギターの 演奏技術を磨いてけば あなたもプロの ギタリストになる事は可能です。 ひな鳥が親鳥の姿を見て 羽ばたき方を覚えるように 早いうちから目指すべき プロのギタリストの演奏を見る事で 上達スピードが飛躍的に上がります。

1-3. 独学でやる際の注意点

独学でギターを練習していき プロを目指す事は可能です。 ただし、 一つだけ注意点があります。 それは、『練習量』です。 独学とスクールに通っている人の 一番の違いは環境です。 スクールに通うと周りにいるのは 同じようにギターを 学ぼうとしている人物です。 先生の指導の元、 ある意味では強制的にギターの 練習をせざる得ない状況です。 逆に、独学の場合であれば あなたが練習を怠ったとしても 誰も何も言いません。 全てはアナタ次第です。 独学でのギターの練習は あなたがスケジュールを 決めることができ とても自由度が高いです。 自由度が高い分、 サボることも可能です。 一度サボってしまえば ずるずると練習時間は減っていき 結局、ギターを演奏しない日が 増えていくのは典型的な例です。 そうならないために 練習時間やタイミングを しっかりと決めておくことです。 そうしないと いつまで経っても ギターの演奏技術は向上しません。 独学での練習は自由ですが その自由の中で どれだけ自制心を持って 練習に取り組めるかが とても大切です。

2. ギターのプロとして生きていく

2-1. プロとしての心構え

ギターのプロとして生きていく事は そんなに甘いことではありません。 音楽の世界で生き残るためには とてつもない努力と才能が必要です。 どの分野でも言えることですが プロとして生きていくのであれば 数年は芽が出ないと 覚悟する必要があります。 「どうしてもギターのプロとして 人生を生きていきたい!」 そういう熱い想いと覚悟が無ければ プロを目指すことはオススメしません。 中途半端な想いで プロを目指しても 途中で挫折してしまい 人生の大切な時間を 無駄にしてしまうからです。 まずは、あなたが本当に プロとして活躍していきたいのか? それともなんとなく 音楽を続けたいのか? 心の声を聞いてみて下さい。

2-2. どうやって稼ぐか

プロとして稼いでいくには プロダクション会社と契約し 音楽活動を行うことが王道です。 大手のプロダクション会社であれば 競争が激しいですが 仕事がもらえる可能性も高いので 出来るだけ名が通っている プロダクション会社に所属するように 目指していきましょう。 オーディションは プロダクション会社によって 開催時期が異なるので 一度、ホームページなどで オーディションの開催日をチェックし 積極的にチャレンジしていきましょう。

2-3. よくあるトラブル

トラブルというよりも 独学でギターを学びプロになることは そうそう簡単なことではありません。 そのため、オーディションに挑戦しても 落選することがほとんどだと思います。 それでもひたすら練習を繰り返し ギターの演奏技術を伸ばすことで プロとして活躍する道が ようやく少しだけ見えてきます。 それまでの過程で 多くの人がギターを辞めるように 説得してくるでしょうし あなた自身も多くの 心の葛藤が出て来ると思います。 とにかく数年間は 活躍できない事を覚悟し 練習に取り組む必要があります。

3. 独学でギターのプロになった人たち

3-1. YUI

2004年2月に行われたSony Music グループオーディション本選で 各レーベル会社の争奪戦となった人物。 争奪戦の結果、 Sony Musicと契約することに。 映画「タイヨウのうた」では 主演を任させるなど幅広く活躍している 女性アーティスト。 2013年からは 『FLOWER FLOWER(フラワーフラワー)』という バンドのボーカリスト兼ギタリストとして活動を開始。

3-2.miwa

音楽好きな父親の影響で 身近に音楽がある環境で育ちます。 15歳から曲の作詞をスタートし 高校入学と同時に ギターを習い始めます。 高校時代ではライブでの 活動もスタートさせ オリジナル曲を作成し、 下北沢や渋谷あたりのライブハウスで 弾き語りライブを始めていきます。 高校3年の冬からは 本格的にデビューに向けて楽曲制作に取り組み Sony Musicでデビューを果たしました。

3-3. 新山詩織

小学校の頃からピアノを習い、 中学1年生からエレキギターを持ち バンドを組むほど音楽好きな人物でした。 中学3年生には 『だからさ』を初めて作詞・作曲し 自分を変えたいという熱い気持ちから オーディションに応募。 2012年6月の『Treasure Hunt 2012』決勝で、 作詞作曲を行った自身の曲である『だからさ』と 椎名林檎の『丸の内サディスティック』を 弾き語りで歌い、見事グランプリ獲得しました。 2012年12月12日には 新山詩織としデビューを果たしました。

4. 独学ではなく、ギタースクールという選択肢

4-1. スクールで学ぶメリットとデメリット

ギターを学ぶ方法は独学だけでなく スクールに通うという選択肢もあります。 スクールに通うことで 得られるメリットは、 『上達スピードの早さ』 です。 スクールでは先生や 同期のメンバーがいます。 先生がいることで あなたが出来ていないことや 苦手をしている部分を 冷静に指摘してくれます。 こういった事はなかなか 自分自身では気づきにくい事が多く 独学の場合では気が付かないまま 練習を行っている事が多いです。 自分の演奏を客観的に 観察してくれる人物がいるだけで 独学で3年かかかる事が 1年ほどで覚えられるぐらい 上達に圧倒的な スピードが出てきます。 逆にデメリットしては 費用がかかることです。 スクールもビジネスとして 行っています。 そのため、当然ですが 通うためにはお金がかかります。 とは言ってもお金を払うことで 上達スピードが早まるのであれば スクールでの練習は とてもオススメです。

4-2. ギタースクールを選ぶ基準

スクールを選ぶ基準としては 『評判』と『対応』です。 ネット上で評判をチェックしたり 実際にスクールの見学に行き その時の対応が 丁寧だったかどうかで 判断すると良いと思います。 その他で言うと レッスン料なども 各スクールによって 変わってきますので そのあたりも チェックしておきしょう。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか? ギターを独学で学び プロとして活躍することは可能です。 ただし、 どの分野であっても プロとして活躍するためには 途方もない練習量と それを継続する忍耐力が必要です。 数年間は活躍出来ない事を 覚悟してでもプロになりたい! と感じるのであれば プロを目指すと覚悟を決めて 練習に取り組んでいきましょう。 プロへの道で王道なのは オーディションへの合格です。 大手プロダクション会社であれば それだけ仕事が もらえる可能性が高いので 出来るだけ名の通っている プロダクション会社に所属することで プロとしての道が開かれます。 独学だけでも確かにプロとして 活躍することは可能ですが スクールに通うことで あなたの演奏技術は さらに向上します。 もし、最短距離でプロとして 活躍したいのであれば スクールに入り ギターを学ぶ事をオススメします。